三年前のPET受診にあたっての事前問診票を記入した時のことを書いたのですが
その時に初めてというか、その後は一度もないのですが
[性別欄]が”出生時の性別”となっていました
わたしの人間ドックは、最初の会社の時から、会社を二回変わっても
ずっとこのPETを受けた施設と同じ系列の医療法人ですが
※ちなみにわたしのHRTは、この系列の総合病院で受けています
その人間ドックの問診票では単に[性別]なので
健康保険証に書かれている(戸籍の)性を記入しているのですが
透視して身体の内部を解析するためか
このPETの施設だけは”出生時の性別”でした(^O^;)
人によっては
折角想いの性に変わったのに!
もしくは、今の姓が嫌で、自分の性なんて明らかにするなんて!
とっても耐えられない(>_<)
と言う方もいらっしゃるのだとは思います
でも曲がりなりにも(元)システム屋のわたしとしては
正しい診断には、出来るだけ多くの正しい情報が必要であり
正しい情報を集めることの大事さを知っています
ましてやそれが
場合によっては、生命にかかわることもありうる医療の分野ではね・・・
それでわたしは(過去にも何回か書いていますし)
リブログ元の記事にも書いていますが
あたらしい医療機関に掛かる時は
最初の問診票には、基本的に[手術歴]にSRS、[治療中]の高血圧とHRTを
書いています
本当なら”SRS”や”HRT”ではなく
もっと直截に”性別適合手術”とか”ホルモン補充療法”と書くべきなのでしょうが
そこは御察しを(^O^;)
でもこういう表記が一部でも出てくるということは
少しずつでも私達のこと(トランスジェンダーへの対応)が
意識されてきているのでしょうね(^O^)
そしてそんな今日
GI学会(旧GID学会)から今年の学会誌と年会費の請求書が送られていました
学会に参加すれば、その時に年会費を払って学会誌を受け取るのですが
今年の沖縄大会には参加しませんでした
学会誌には、基本的に前回の大会の発表事例の抄録が載っています
前回大会と言うと、富士吉田で開かれた第24回山梨大会ですが
今回は一人でですが、わたしも参加してきました
目次でも分かるように、前回の山梨大会では
FFSの様な技術講演や、DNAメチル化の様な研究テーマもあったのですが
主力は「トランスジェンダーに対する取り組み」での”チーム医療”
いろいろな視点での取り組みの紹介があり
その中で全国のジェンダーチームの紹介がありました
わたしは結果として・・・・仕事のタイミングと造膣なしキャンペーンのおかげ
ナグモクリニックジェンダーチームにお世話になって
16/05/09にSRSを行ったのですが
その前には一度山梨医大でのSRSを目指して・・・当時上の子が山梨に居たので
関東ジェンダー医療協議会にお世話になろうとしました
わたしはこれまで
カウンセリングで精神科の先生3人と
SRSでお一人の形成外科の先生にお世話になってきましたが
高齢で引退された精神科のお一人の先生は別として・・・この先生も性科学会理事でした
他の3人の先生方はみなさん認定医になられました
自分の想いは想いとして
そのGID専門家である3人の認定医の先生方を通して戸籍の改性を成し遂げた
わたしは、今の日本において認められたリッパな性同一性障害者ですね(^O^;)
ある人から
わたしはトランス治療の(ガイドライン準拠の)優等生だね!
と言われたことがありますが
実際にはいろいろあるのですが、見かけは確かに優等生の動きをしていますね(^O^)
実際問題として
これまで一度も精神の問題はもちろんのこと
体調的なモノでも一度も不調に陥ったことはないです(^O^)
そのうえで大きな問題も起こさずに戸籍の改性まで進んだのですから!
問題は(元の素材の問題が一番大きいのでしょうが)
なかなか女性らしくならないのですよね(*_*;
それでもHRTだけでバストはDカップまで成長しているので
このくらいで受け入れるしかないのでしょうが・・・
そして先日にも一度UPしましたが
今回学会誌と一緒に、来年の学会の案内チラシが入っていたので
あたらめて掲載させていただきます
来年は東京大会ですので
多くの人とお会いすることが出来るかな??
大会に参加するには(専門家の先生ではなくても)
年会費の2000円をその時に払って、学会員になり
大会参加費の3000円を払えば、二日間の大会に参加できます
もしかしたら来年はコロナ禍で一時開催されてこなかった懇親会もあるかもしれません