四年前に
わたしがHRTで使っている卵胞系パッチ剤である「エストラーナテープ」に触れた時
公式ハッシュランキングに引っ掛かったという記事を書きました
そしてこの記事をリブログする形で
『卵胞系パッチ剤「エストラーナテープ」のススメ』という記事も書いています
更には『”わたしのトランスを遡る!” わたしのホルモン値の推移と基準値』や
『わたしのホルモン歴』等々で・・・・この記事で黄体系の意味も書いています
何回かホルモン剤としてのパッチ剤の良さを紹介し、おすすめしてきました
わたし達がホルモン補充療法(HRT)で使うホルモン剤の形態としては
次の四種類があります
①錠剤・・・・今一番種類が多く、個人輸入を使って一番取得しやすい、肝機能負荷が高い
②(筋肉)注射・・・・一番即効性があり、変動幅が大きい、医療機関での接取が基本
③塗布剤・・・ピンポイント部位への少量接種が可能、塗布残留物の他者への影響
④パッチ剤・・変動幅が小さい、種類が少ない(卵胞系のみか?)、肌のかぶれに注意
※男性機能をより積極的に抑える等でなければ黄体系ホルモン剤は必要ありません
次に大東製薬工業のHPに載っていた
各ホルモン剤のメリット/デメリットの表を掲載します
ホルモン剤が切れて禁断症状?が出ている状態ならば
デポ注の即効性も意味を持つとは思いますが
通常そんなことは起きないようにしているはずですし
そのためにも、定期的な接種をしようとしているのでしょうから
”即効性がある”というのは、それほど意味はないですよね!
そして医療機関での処置(注射)を受けなければならないデポ注は
日常生活との兼ね合いで、一番タイミング取りが難しいのが事実です
ブログを拝見していても
これで苦労されている方が多いですよね(^O^;)
そしてわたしは、献血への対応もあり・・・日赤血液事業本部への問いかけで許可が出ています
2017年よりは一日1枚の卵胞系パッチ剤の「エストラーナテープ」のみで
生きています(^O^)
このことも過去に何回も書いていますが
わたしはガイドラインに乗る前も、ガイドラインに乗ってからもしばらくは
オバホルモンデポ注を1A/4W(四週間に1アンプル)だけだったのです
そのせいかわたしの体内でのホルモン移行は
ものすご~くゆっくりと身体に馴染んで行ったのだろうと思います
わたしの身体のホメオスタシス:恒常性の機能も高いみたいなので
それらが合わさって
わたしのHRTに伴う心身の不調は
SRS前の一カ月のホル断ちの時も含めてほとんどありませんでした(^O^)/
そこで今回は、わたしのエストラーナテープの使い方を書いてみます
先ずはテープに添付されている説明書を掲載します
エストラーナテープは
元々は、わたし達MTFのHRT用ではなく
純女さんの更年期障害のHRT用なので
本来の用量は、1S/2D(二日で一枚)なのです
逆に言うと、この一枚は最低二日は薬剤が貼り付け場所で染み出ているわけなのです
そのために、わたしが処方されている用量は1S/1Dなのですが
処方が変わったと言っても、元々のパッチ剤の性能が変わるわけではない!
と言うことで
わたしは次のテープを張る時も
基本的には(剥がれていなかったり、かぶれていなければ)
前のはそのままにして、別の場所に追加して貼っています
それではどこに貼っているか?と言うことになるのですが
経皮吸収になるので、部位によりその吸収効率は変ります
やはり粘膜等の皮膚の薄い部位が吸収しやすくなるので
次に大東製薬工業のHPに、同じ経皮吸収である塗布剤の部位別一覧を掲載します
この表は、男性ホルモンの塗布剤での一覧なので
塗布部位に陰嚢なんてものもありますが
わたし達で言えば陰部(陰唇)で良いかと思います
ただこの表は繰り返しますが塗布剤なので
塗ってしまえば、狭い場所であれ、動きのある場所でも問題はないのですが
エストラーナテープの様なパッチ剤では
平らで、なおかつ動くとか、上から抑えられるような力の加わる場所でないと
剥がれてしまいます(^O^;)
添付の説明書では、下腹部とか臀部をお勧めしていますので
本来は下腹部の、ベルトとかボトムのウエスト部でないところが良いかと思います
ただわたしは、(説明書には胸部や背部には貼るな!と書いてありますが)・・・効きすぎる?
気分的に両の乳房に二枚ずつ二日ごとに貼っています
もちろん上で書いたように次の二枚を貼る時も
前のは剥がさずに追加していきますので
時にとっては
乳房の周りだったりお腹周りに何枚も貼られた状態になってしまいます(^O^;)
最後に、わたしのホルモン接種の結果としての
ホルモン値の推移表を挙げておきます
わたしにとっては、デポ注よりもパッチ剤の方が効いた気がしますし
実際、胸も(すべて自前ですが)Dカップまで成長しました(^O^)
エストラーナテープだけで、生きるのに十分な値を維持できていますよ~(^O^)/