先日『直近一回りを顧みる』として還暦以降を振り返りましたが
今回はもう少しホルモン補充の歩みを検査結果と合わせて振り返ってみます
見てお分かりのように、二年間のフライングの時期では
美容外科での1A/4W(4週間ごとに1アンプル)のデポ注を一年続けても
ほとんどホルモン値の変化がなかったのですが
一年半後くらいから追加したクリマラが、私の身体にはよく効いたみたいです
あとガイドライン準拠への移行直前にはOC35追加しましたが
ODになるほどの接取はしていないと思います
どちらかと言うと、他の多くの方からすれば少ない方かな??
でもその少ない量での二年間が、わたしの身体に女性ホルモンを馴染ませたのかな
と勝手に思っています
ガイドラインに則ってからは、また1A/4Wに戻っての接種ですが
4か月後に2A/2Wなってからは
二年後の15年9月にエストラーナテープを追加されるまではこのままでした
当然のことながら、除睾することに寄ってテストステロンは確実に減りました
また体内のホルモン値も異常に高くなることもないので
わたしの身体の恒常性もあってか
SRS前一カ月のホル断ちも多少のホットフラッシュはあったものの
ほとんど気になるほどのことはなく過ごせました
そして2017年以降は、献血の関係もあって卵胞系パッチ剤のみにしました
こうすることでデポ注ではできなかったHRTと献血の両立てが可能となります
その後今までの四年間はずっとパッチ剤のみですが
ホルモン値は問題ない値に推移していますし
おかげさまで胸の成長はまだまだ少しずつ成長しているようです(^O^)
その意味で(少なくともわたしの身体では)パッチ剤は非常に有効なのですが
わたしも一番最初のカウンセリングしていただいた先生からはパッチ剤を勧められたのに
なんかイメージですが、直接体内?に薬液を注入するデポ注が一番効くような気がして
しばらくの間デポ注のみだったのです
でも献血のこともあって途中からパッチ剤に切り替えました
よく言われることですが
錠剤は個人輸入も簡単に出来て、接種タイミングも自由に制御できるのですが
他の方法に比べて肝臓サイクルが一回多くなるので、肝臓負荷が高まります
それに対してデポ注は、肝臓サイクルは少なくなるものの
一番接取コントロールが難しく、体内ホルモン値変動が一番高くなります
ブログを見ていても接取タイミングの調整で苦慮している方が多いようです
そうしてパッチ剤と塗布剤は、肝臓サイクルが少ないことは変わらないけれど
錠剤と同じように接種タイミングの制御はしやすく
当然きっちりと制御すればホルモン値の変動も抑えられます
その上パッチ剤なら、塗布剤に比べて接取の仕方や量の制御もしやすいかと思います
そういうわけで、わたしの身体的には合っていることもあって
皆さんもデポ注一辺倒ではなくパッチ剤の検討もされたらどうかなぁ、と思っています
ちなみにわたしの使っている卵胞系パッチ剤のエストラーナテープ0.72mgは国産で
担当主治医に処方されています
また今のわたしは当然健保扱いです(^O^)
3割負担の保険扱いで約28円/枚で、1枚/日の用量です
今はHRT主治医の先生からかかりつけ医である循環器の先生に
処方箋の代行発行を依頼していただいているので
循環器の定期診察に合わせて必要枚数を処方していただいています
このために、実質的にHRTの診察費はなく
パッチ剤の料金のみです
用法指示は毎日一枚貼り替えなので・・・・女性の更年期障害のための補充療法では2日毎
クリマラの一週間貼りっぱなしと違って
皮膚の弱い方でもかぶれる可能性は比較的少ないのかなと思います
【追記】
男女ホルモンの基準値を表示しておきます
単位が二種類あるようで、その違いはよくわかりません(^O^;)