『舟を編む~私、辞書つくります』始まりました(^O^) | わたしの夢はどこに・・・

わたしの夢はどこに・・・

私ってなに?本当にGIDなんだろうか?まだまだ彷徨っています。
その中で多くの方のブログを見させていただいて、いろいろなことを教えていただきました。
このブログは自らの心の整理と、一つの事例として他の方の参考になったらお返しになるかな
と思って開きました。

池田エライザさん主演で、三浦しおんさんの『舟を編む』が

  NHK・BSで毎週日曜2200から全10話で

  1月18日より始まりました

    ※出版されたのが2011年9月で、2013年4月には劇場版が公開されました

      また3016年10月からフジTV系列でアニメ版が放映されました

     そして何回か劇場版もTV放映されているのですが

      わたしは昨年にNHK・BSプレミアムで放映されたのを観ました

    ※やはり世界最大の辞典「オックスフォード英語大辞典」を編纂した

      二人の偉大な編纂者の物語『博士と狂人』も心地よい涙しながら観ました

この番組について

池田エライザ×野田洋次郎!辞書作りにかける情熱を描いた大ベストセラー『舟を編む』を連続ドラマ化!新入り社員・岸辺みどりの視点で、言葉の大海原を渡る冒険をお楽しみください。 誰もが一度は手にしたことのあるぶ厚い本、辞書。一見淡々と言葉が敷き詰められたように見える辞書の裏には、「作り手」の想像を絶する情熱と心血が注がれています。 「ヤバい」に無数の意味を持たせ、込み入った会話は簡略化。空気を読み、雰囲気で済ませてしまいがちな昨今。そんな時代だからこそ、言葉にこだわる辞書作りの魅力を通し、”言葉は誰かを傷つけるためではなく、誰かを守り、誰かとつながるためにある”という未来への希望を伝えたい。 原作の主人公・馬締ではなく、新入り社員・岸辺みどりの視点で描く、まったく新しい『舟を編む』。全10話で放送します。 

 

【あらすじ】 大人気ファッション誌の編集部員・岸辺みどり。雑誌の廃刊が決まり、突如異動になった先は辞書編集部!そこは、ぼさぼさ頭で超がつくほどの生真面目上司・馬締光也を筆頭に、くせ者ぞろい。みどりは、彼らに翻弄されながらも、一冊の辞書を作るために十数年間に及ぶ時間と手間をかける根気と熱意に触発され、次第に自らも言葉の魅力を発見、辞書編さんの仕事にのめり込んでいく。辞書「大渡海」を完成させるまでの、辞書編集部員たちの奮闘物語。

**************************************************** NHK公式HP *****

上に挙げた公式HPにもありますように

  原作と劇場版は、新人編集者の馬締光也の視点での物語の推移でしたが

  今回は「大渡海」編纂開始13年後からのスタートで

  その時に配属されてきた岸辺みどり(池田エライザ)視点での物語になります

 

わたしは、原作のある映画だと大抵の場合

  「読んでから見るか、見てから読むかということで、原作対比をするのですが

  『舟を編む』の場合は、出版時及び上映時には知らなくて

  その後に本屋さんで書名に魅かれて、先ずは読んだのでした

 

そのブログでも書いたのですが

  わたしは言葉というか言霊というものに囚われる性質で

  その時その想いを現す言葉に出会う、創られると

  とても落ち着くのです(^O^)

 

人は言葉を持たないと、言葉に表せないと

  そのことを認知できないのだと思います

  そして存在していないものとされてしまいます

そのことは神や妖の世界でも同じで

  人に祀られない、忘れ去られたモノは

  どんなに強い神であっても、いつしか力が弱まり、亡くなってしまいます

ですから

  自分を、自分の属しているモノを、現す言葉が見いだせていない時には

  居場所がなかったのが

  わたしの場合は、GIDしずおかのフォーラムでのお話を聞き

  併せて松永先生の「当事者である臨床医の立場から」(SS181)を読み

  そして自分を定義出来て、言葉をあてはめられた時には

  しっかりと自分の居場所を確定することが出来ました(^O^)/

そして、居場所さえ創ってしまえば

  わたしは強いのです(^O^)

  人の目なんてものはあまり気にせずに、迷わず突っ走れます(^O^;)

 

言葉は時の流れに応じて表現を

  そしてそこに込められた意味も移ろっていきます

お話の中に出てくる「恋愛」という言葉に対して

  ”特定の異性に対して・・・”という解釈があてられるのに疑問を感じて

  どう表現するのか、というのを検討するところがあります

  こういうのは何十年前の時は疑問にも持たれなかったのでしょうね!

  当然その頃にだって当事者はいたのだけれども・・・

  それが辞書編纂の場にまで、その意識が浸透してくるのはとっても稀(^O^;)

  それでも今はまな板の上に上ってくるのです(^O^)

 

言葉をどう捉えるか?

  先ずは自分専用の辞書を持たねば・・・・自分の想いを定義づけ確立する

  そして、その定義は必ずしも他者とは同じではないという意識

  その他者との意思の疎通を図るための英和辞書の様な

  「他者との翻訳辞書」(基本的は相手一人ずつです)を持たねばならないと思っています

 

このあたりの「わたしと言葉」については

  以前にも何回か、言葉に対する思いを書いています

  そして一つ一つの言葉そのものに対しても想いを込めます

 

原作では馬締に、TV版ではみどりに出された問題ですが

  「右」という言葉の説明を求められます

  馬締は、”北極星に向かって太陽の昇ってくる”方向と言っています・・・南半球では?

      また”箸を持つ”方とも言いますが、左利きの人は??

  またみどりは、文字ではなく「➡」と図で表現しました・・・少し意図はズレますが~

 

何かの番組で、”左右は、(重力による)上下の副産物として出来た”と言っていました

  その縦軸としての上下に対しての直行軸としての横軸の両方向先として

    ※この二軸で面を表現できます

  「右」と「左」を割り振ったのですよね!・・・あくまでも決めたのです!

  どっちを「右」と呼びますかね(^O^)

上下は、誰がどこから見ても変わらないのです・・・重力のある地上では!

  でも左右は、相対する人で相対的なものです(^O^;)

    ※京都の右京区/左京区は、北向き地図で左右逆に配されています

広辞苑では、「右」を北に向かって東の方

  と説明しています

  やはり何か別の枠組みの要素を使って定義していくしかないのですよね!  

 

あなたは「右」をどう説明しますか?

 

 

そして5年前の今日はこんな記事を書いていました

  このGID学会岡山大会に、それとなくお誘いの意図を込めて記事を書いたのです(^O^)

  そこでお会いしたお二人(そのうちのお一人はその時以来)と

  今度久しぶりにお会いすることになりました

  楽しみですね(^O^)

 

※記事本文中の青太字部分には、元記事のリンクが埋め込んであります

 

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