5年まえの今日、SRS後の初めての献血をしてきました
リブログ元の記事でも書いていますが
当時は高校生なので、”ちょうど誕生日に!”と言うわけにはいきませんでしたが
献血開始年齢の16歳の誕生日の直後の土曜日に
当時住んでいた横須賀の血液センターに行って、献血を開始しました
当時はまだ売血の制度も残っていて”黄色い血問題”などもあり
高校の文化祭では、わたしの属していた図書委員会とJRCの合同展示で
献血の問題提起などしていました
当時は売血との対応もあってか、現金給付が出来ない分返礼品もいろいろとありましたが
それ以上に預血の概念があったのが、今との大きな違いかもしれません
それは当時輸血が必要になった時
そこで必要となる本数を用意しなければ、血液が供給されないのです
それで当時大きな手術をする時には、会社の同僚や同級生、親戚縁者を集めて
必要となる本数を提供するのです
こんなことが新聞記事にもよく載っていました
ちなみに余分なお話ですが
当時はまだ米穀通帳もあって、お米もお米屋さんで
その米穀通帳を使ってでしか(公には)買えませんでした
そして、わたしが中学の修学旅行で日光に行った時には
そこでの食事に使う分のお米を持参したりしていました(^O^;)
「預血制度」は、そんな時代の名残ですね!
それが献血手帳があると、その献血済本数は輸血の必要本数に充当してくれるのです
そのため、当時のわたしは先ずは心臓手術に必要な30本を目指していました
そのうち日赤の血液供給体制が整備されるにつれて
血液確保条件もなくなり、それに合わせて預血の考え方もなくなりました
その後も年に1~2回の時もありながらも
200mlから400mlそして成分へと、献血の仕方の変化もリアルタイムで経験し
途中献血年齢の上限延長もあって
目標の150回はクリアしたのですが
自分のドジで、「最高年齢献血者」の肩書は獲得できませんでした(^O^;)
そんなんで、もう私自身は献血は出来ないのですが
これから年末年始に向かって、ただでさえ血液不足になるのに
今年はコロナでさらに供給不足になりそうなので
出来る方にはぜひ献血をしていただきたいなぁ、と思います
自分が(自身のためでなくても)血液が欲しくなった時に
いつでも、好きなだけ、確保できるように・・・
実際は多くのMTFの方は、デポ注サイクルが隔週でしょうから難しいのですが
デポ注していても、それが卵胞系だけで30日間空ければ
年に一回でも、血液が少なくなるような時期に合わせて、献血も考えていただけるとうれしいな