今日は七夕。

 

「笹竹の節句」「星祭り」とも呼ばれる四番目の五節句で

季節の変わり目の日。

 

小暑(しょうしょ)も迎え

夏の本番の兆しが感じられる暑さとなりましたね。

 

ほぼ一日をおうちで過ごしていたのですが

座っているだけで汗が流れ落ちてきて

 

梅雨はどこへいってしまったのだろう…

とクーラーのスイッチをONにしながら

 

気持ちだけでも涼しくなりたくて

今日のランチは、そうめんに♡

 

七夕そうめん

 

わたしが

七夕にそうめんを食べることを知ったのは

ある程度、歳を重ねてから。

 

古代中国より伝わり

 

無病息災を願って

食べるようになったそうです。

 

薬膳には“陰陽五行説”という考え方があるのですが

 

その中で季節の食材は

青(緑)・赤・黄・白・黒の五つの色に分けられていて

 

彩りよく美味しくなるように

組み合わせて食べることにより

 

自然と健康が保てると言われています。

 

黒は縁起がよくないので

紫に色付けするそうですが

 

色付きそうめんは

この五色の考えに結び付き

 

江戸時代のころから

厄除けとしても食べられるようになったとされているそうです。

 

▸薬膳については、こちら

 

そうめんは

小麦から作られていますが

 

薬膳では

体内の余分な熱を冷まし

心を落ち着かせてくれると考えられている小麦。

 

暑さで

気持ちがイライラしたりしますしね。

 

真夏にそうめんを食べたくなるのも、納得です。

 

じつは小麦は

「小麦(しょうばく)」という生薬のひとつ。

 

心を安定させる安神薬(あんじんやく)として

漢方薬の配合にも使われているのですよ✨

 

七夕そうめん

 

小さいころ

よく兄と妹と一緒に

カラフルなそうめんの取り合いをした記憶があって。

 

みかんが添えられていた日は

みかんの数をかぞえるところから

食事は始まっていた気がします笑

 

母にとっては

うるさくて大変だったと思うのですが

 

わたしたち子どもにとっては

真剣で楽しい時間の思い出です ^^

 

からだに良いものを食べるだけではなくて

 

食事は大切なコミュニケーションの場所でもあると

わたしは思っていて。

 

美味しい、楽しいというエッセンスを織り交ぜてこそ

 

薬膳の知恵が

暮らしの彩りを豊かにしてくれる。

 

美味しくないと
続けられないですしね。

 

みなさまも

ぜひお食事の時間を、楽しまれてくださいね♡

 

 

こんなブログ書いてます

湿気は花椒(ホワジャオ)で吹き飛ばそう
みかんの皮も生薬に? 胃腸の調子を整える陳皮茶
神楽坂茶療で、のびのびリラックス
お灸のもぐさは、身近な薬草から作られる

┈┈┈┈┈┈ ⧉ * ┈┈┈┈┈┈

SNS|お気軽にフォローお待ちしてます!
暮らしの薬膳・漢方養生など更新中𓂃 𓈒𓏸 𓐍
>>  X(旧Twitter)