デンマーク王立バレエ団は、今シーズン第2弾の演目『Blixen』が今日再初演されます。
昨日、リハーサルを観に行ってきました。
余裕もって家を出たのですが、ちょっと恥ずかしい失敗をしてしまいまして、第一幕を観そこなっちゃいました。
旧舞台があるコンゲンス・ニュートウに到着し、メトロの駅から上がってきたらと、何か変だ!ってことに直ぐ気がつきました。
いつもだったら少なくとも公演の30分前から人で溢れている劇場がガラリとしていたんですもの……。
やちゃったな!と思い、先ずよく見直したのは日付でしたが、そちらはOK!
リハーサルはいつも正午と決まっているので、それには間違いなし!
それじゃ〜場所だ〜!とチケットをよく見直すとオペラのイラストとOPERAの文字がちゃんと載ってます。
チケットを確認しないでブラブラやって来ちゃうこの慣れが怖いです。
そう!今回の『Blixen』は、旧舞台ではなく、オペラハウスでの上演だったのでした〜!
間違って旧舞台に来ちゃっていたおっちょこちょいは私だけではなかったようです。
重いドアを押し開けてしずまりかえったホールを見て異常に気付き、オペラハウスの方向に走り出す人を目撃しました。
でも、その時点で、時間はすでに開演10分前、旧舞台から橋の向こうのオペラハウスまで、どんなに頑張って走っても10分で到着するのは無理、第一幕は潔く諦めることにして、のんびり歩いて行くことにした私でした。
途中、マストの高い船を通過させるために橋が開いていました。
これを見て思い出したのは、6年前の『白鳥の湖』のリハーサル。
(12時までまだゆとりがあるから大丈夫)とゆっくり歩いていたら、この橋が開き始めて立ち往生してしまいました。あの時はヒヤリとしました。だって、私は第一幕を観るためにリハーサルに向かっていたのですから……はい、息子が出演していたのが第一幕のはじめの15分だけだったのでした。
今回だって、もし私が出演している子の親だったら、自分のアホさに地団駄を踏んでいたことでしょう。
バレエ学校の子が出演するのが第一幕のみなのは『Blixen』も同じだからです。
新しい配役で観れなかったのはもちろん残念だったけれど、『Blixen』で一番観たかったのは第二幕だったので、アッサリまあいいか!って感じでした。
下に前回観た時の感想を貼り付けておきます。
凄く若〜くみえる男性ダンサーが何人も新しく入団したようです。その中に日本人のような人はいませんでした。女性陣は日本人の2人が今回も大活躍していました。
幻想的で素敵だなぁ〜って思っていた第二幕のシーンがカットされていたは残念でした。私は美しいと感じ印象に残ったのですが、ケニアの原住民がシルエットで跳ねているシーンで、おそらく人種差別に関する政治的ポリシーに引っかかったものと思われます。
https://ameblo.jp/mwins/entry-12543427623.html