今日は我が家のバレエ男子のことを書きます。
5月12日に両足の三角骨除去手術を受けた息子。施術された先生によると内視鏡手術は上手くいって、息子は当日から松葉杖でピョコピョコ移動することもでき、痛みもほとんどなく、(意外に簡単だったなぁ〜)と思ったり、(早くトレーニングに戻れるのかしら?)と考えたりしていました。
ところが順調に2週間が過ぎて、抜糸してもらうと、左足の傷口からリンパ液がタラタラと流れだし止まらず、足だけでなく脚もむくみ、ギクっとさせられました。リンパ液が出ている間は必要最小限の歩行のみしかできず、再び松葉杖のお世話になりました。リンパ液漏れやむくみは1週間後には治まったものの、傷口周辺に水が溜まったような違和感は相変わらずで1ヶ月くらいが過ぎました。6月、7月、夏休みのサマー講習は言語道断で、ストレッチやピラテスの自己トレーニングをするのみでした。
8月中旬、手術後3ヶ月、夏休みが明け、足の違和感も治まって楽天的にトレーニングに戻った息子。
ジャンプなどは避けたものの、普通に担当の先生のクラスを受けていました。
が、トレーニング再開後1週間、医師の定期診察で再び水溜まっていることが発覚して、翌日からトレーニングをストップしました。(なんとなく変だな?と言う自覚症状が本人にもあったようです)
暫く様子を見た後、レベルを下げたクラスで軽くトレーニングを開始し、その他にもピラテスを受けて調整したりして1ヶ月半が経ちました。
合言葉は「無理しても碌なことにはならない」でした。
「三角骨除去手術後、本調子に戻るには6ヶ月かかるから」「忍耐忍耐」と励まされて、急かされるようなことは全くなく、大切にされていると言う安心感があったようです。
仲間たちが華やかな場所でサマーに参加したり、バレエ団の演目に出演するためのリハーサルに励んだり、カルチャー・ナイトで踊るソロの練習をしたりしているのを横目に、多少残念感はあったかもしれませんが、マイペースでやるしかないな!と悟り切った様子で落ち着いていました。
おかげさまで今週からは同期と一緒に担当のクラスを受けることができるようになりました。まだジャンプはしていませんが、それは慎重にしているからで、痛みがあるわけではないようです。このまま本調子に持ち込めるようになればと願ってます。
バレエ団の演目に出演できない代わりに承ったヒヨコの代役もとても勉強になっているようです。
自分専用の椅子が稽古場に常備されているとかで、なんちゃってセレブ気分を味わっているとか……
以前から体の管理に気を使う方だったと思われますが、さらに慎重になったように思われます。
今息子が病みつきになっているのは……
クラスの後の疲れた脚を癒してくれるコンプレッション・パンツだそうです。
自由に使えるようになっているとか……はじめこの写真が送られて来た時は、何事か!と驚かされました〜!
まだ暫く、このバレエ男子にはドキドキ、ハラハラさせられそうです。