すっかり秋です | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

デンマークは空気がすっかり秋です。


8月は雨が少なく乾燥していたけれど、下旬から9月に入って雨も普通に降っていたので森にはキノコも出没し始めています。


カラマツの下によく見かける、中まで真っ黄色のねばねば茸(表面がねばねばしているのでそう呼ばれている)


デンマーク人はこのねばねばが嫌みたい表面をこそげて食べるみたいですが、日本人はまさにこのねばねばの食感が好きかも!

虫が食っているところは取り除いてしっかり食べちゃいました!

100%食べられる!と確信できるキノコが何種類かあるので、時々取って来て楽しんでます。


さて、朝晩と冷え込み始め、そろそろ暖房の季節なのですが、今年は待てど暮せど届かなくて心配し始めたものがあります。


それは、暖炉の薪です。


去年の薪がまだ少し残っているけれど、この冬を越せる量ではありません。


今年はエネルギー危機で、薪暖炉の人気が高まり注文が殺到してしまったようです。

いつもなら遅くとも8月下旬には冬支度が整っているのに、今年はまだです。


今月中に届けば良いのですが……。


デンマークでは、公共施設の暖房は19℃までにする。無駄な電灯はつけないようにする。など、冬期省エネ計画が政府から発表されています。今年はクリスマスのイルミネーションも最小限になりそうです。寒さが厳しい冬になりませんように!


50歳以上の人対象の、新型コロナワクチン4回目接種も始まりは、年齢が上の人から順番に招待状が届き、ホームドクターのところで接種ができるようになっています。高齢者はホームドクターのところで、その他の50歳以上は指定のワクチン・センターにて接種できるようになっています。私のところに招待状が届くのも時間の問題かと思われます。届いたらもちろん直ぐに打ってもらいに行く予定です。



19日、英国エリサベス女王の国葬に参列したデンマークのマルグレーテ女王がコロナ検査で陽性だったことが確認されたと言うニュースが今日報道されていました。女王が感染するのは今回が2度目です。


在命の国家元首の中で在位期間が一番長くなってしまったデンマークのマルグレーテ女王は、ウェストミンスター寺院の国葬の際は英国チャールズ新王と棺を挟んで向かい合わせの最前列の一番席に座っていらっしゃいました。彼女の背は決して低い方ではないと思うのですが、フレデリック王太子と並んで、小さくか細く映っていました。この2人、当然母と子なのですが、前日に行われた国王主催のレセプションの際にBBCのアナウンサーによって「オランダ王とその女王」として紹介されていたことがデンマークで話題になっていました。英国外務省のプロトコルのミスで王太子妃メアリーにも国葬への招待状が送られちゃっていた事件、と言うのもありました。デンマークは小さくてマイナーな国なので、そんなオットット〜があって仕方ないのかなぁ〜……です。一応世界最古の王室なのですがね……


国葬に同行した王太子がコロナに感染した、と言う報道はありません。女王さま、ご自身の即位50周年祝賀行事と重なってしまいお疲れで免疫力が弱まっていたのかもしれません。ご回復をお祈りします。