伊勢で発信する協生農法とソニーのシネコカルチャーの内容に大きな差があり、皆さんの混乱を招いているので理由をお話する。
農法理論をまとめたのは2007年の2月、3月には実験農園を造成、1年後の2008年3月からブログで公開、本格的な農法講習会は2009年の秋から開始した。
基本理論は変わらず、これまで15年近く毎月実施して来た。
ソニーがこの協生農法の研究を開始したのは2010年の秋。
講習・国内波及活動はこれまで通り伊勢。 理論を完成させ科学的な証明・世界への波及はソニーと大まかに役割分担を決めてこれまでやって来た。
当時の状況はブログにどっさり書いてあるので読めばわかる。
進む方向は同じでも手法・内容が異なるのは当然。
理論の証明を託した以上ソニーの方針には介入しない。
たまに、「そんなもん役に立たんぞ」とか「置いて先に行くぞ」とかクギを刺すが、方針や具体的手法はソニーが決めること。
若き学者達に何度も理論のお特訓はしたが、どのように使うか自由意思を尊重している。
シネコカルチャーは現学問を基盤に協生農法の実験・解明を続けている。 つまり、実験・解明には、成分分析、養分・微生物分析など何をやろうが選択は自由。
土壌や野菜の成分分析は開始当初から実施している。
今やソニーは15人規模の学者チーム。
発信内容が伊勢とまったく同じだったら存在の意味がないのだから、異なるのは当然のことだ。
伊勢では生命エネルギー理論、協生理論など「世界にはない生命の仕組み」を基盤に講習会を15年間実施している。
成分養分は関係がないと、言い続けながら。
つまり農法理論も心体維持復元理論も生命エネルギー理論の応用だが、世界への理論の発信はこれからであり、今は学会に認知されていない未知の理論。
しかし聞き慣れない専門用語は含まれず誰にでもわかる。
シネコはそれらの「理論を含まず」「専門科学用語」が含まれる。 それが大きな違いだ。
シネコカルチャーは農法理論の証明・波及が目的の研究機関であり、データ主体の講演はやるが農法講習会はやらない。
伊勢の「荒廃農地再生機構」は数ヘクタールの実験用農地を有し、就農支援を目的とする農業事業者であり、「協生農法」の商標を保持、協生農産物の販売、講習会を実施している。
研究状況を知るならシネコサイトでかまわないが、農業・菜園・健康などの目的で協生農法理論を学ぶなら講習窓口は伊勢しかなく、シネコでもそのように案内している。
そうしなければ理論だけでなく商標使用ルールもわからず、適正農地の判断も、発信も、農園などでの集客販売も困難。
農園造成自体はマニュアルもなく簡単、シネコからこの農法に入った人はあまりの違いに混乱、修正に苦労している。
簡単な物理論と難しい国語の違いのようなものだな。
講義する野人も、その質問の回答に相当な時間を費やし困っている。 理論の学び方講習会とは関係がないことであり、他の皆さんが先に進めないのでこうして理由を明確にした。
協生農法のテキストはブログ「野人エッセイす」であり
講習会開始から変わらず。記していないことは不要。
講習会の大半は生命エネルギー理論・協生理論の学び方であり、具体的な作業は覚えることがあまりなく資料も不要。
理論が理解出来なければ、自然界・人間界の変化に対応出来る完全な協生農法とは言えず、無尽蔵で驚異的な生産量の仕組みも、自然農との違いも語れない。
商標を所有する一般社団法人「荒廃農地再生機構」では、シネコでは関知しない協生農園の立地条件、協生農産物の認定条件など、農業や講習会などの実施要項を定めている。
ソニーの「協生農法」の商標使用は取得当初から認めているが、他は再生機構が関与・確認した農園以外一切認めていない。
名称の使用活動は伊勢に確認、違法にならない活動を望んでいる。 勝手に販売出来ない有機農産物の規定と同じだな。
波及の為の理論発信は協生農法講師以外は不可能であり規制しているが、現状は間違った情報が氾濫している。
間違いを詳しく知りたい熱心な人は伊勢の講習会で。
協生農法・農産物・直販店舗などの商標は「農業を営む」人のものであり認可制。 基本条件を満たせば誰でも可。
農法を学ぶ窓口が紛らわしく、混乱させた責任は野人にあり、皆さんに深くお詫びします。
ソニーが大所帯になる前、2018年の記事だが・・
物理学博士の原人、さらに博士を目指す農学者、生命科学者の若者2人・・
彼らは未知の学問を築き上げることに人生を賭している。
学問の基盤を覆すことは産業の崩壊・・命がけの志だな。
協生農法理論の科学的な証明はソニーとの約束事。
期待はしているが理論の証明には相当な時間がかかりそうで、彼らにやれるかどうかもわからない。 世界に認められていない理論は証明として表に出せない事情もあるだろう。
あれから14年、いつまでかかるかわからないから野人は腰を上げた。 農学ではなく生物学の修正、難しいことでもない。
世界の常識生物学・・基盤から変えれば農学も変わる。
野人が作った理論なのだから現科学ではなくまずは野人流で証明する。 結果が明白、理論に異議の出しようがなければそれでよく簡単、学術的証明はそれからでもよい。
学問よりも、荒廃する農業の現状打開が先決だ。
2019年3月 マリンビレッジ 土壌サンプル
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