大地の生産効率 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

生産性において最も土地効率が悪いのが農地だ。

植林に埋め尽くされた山林も、荒廃農地同様に放置林が増えて来た。 農業林業共に生産性の低下から採算ラインを下回ったのが原因だ。

 

陸地はほぼすべて海岸線から山頂に至るまで人間が所有、国家、自治体、個人と所有者が決まっている。

公社、住宅、道路などを除き、会社など事業を営む中では農地が最も生産効率が悪く、最も広大な土地を必要としている。

 

それが世界の常識だが、本当にそうだろうか。

 

会社がそうであるように、家屋・設備などの初期投資、人件費・消耗品・光熱費などの運営費などリスクと利益を照らし合わせながら存続を続けている。

 

農業、畜産、林業などは最も古い産業であり、古代から文明の影響をさほど受けずに存続して来た。

難しいこともなく、自然界の仕組みの中で誰でも事業が継続出来たからだ。

 

農業は世界で最も従事者が多い産業であり、すべての産業の始まり。 農業が成り立たなければ貧困が蔓延、貧困は飢餓を招き争いをも招く。

 

文明の恩恵を受けた大規模農業が生き残り、資金を持たない小規模農業が衰退、完全消滅すればどうなるのかは言うまでもなく、悲惨な時代が到来する。

 

大地の生産効率はそれほど低いのか。

大地があるから、最高の生産効率を保持するから生命は存続出来たのでは。

 

大地は生産効率が低いどころか最高の生産効率を有している。

放って置いても水さえあれば必ず森になるのが大地であり、どのような理想の森にするかを選び実践出来るのは地球上では唯一人間だけ。

 

その能力だけで十分ではないだろうか。

会社や工場商業施設のような費用もかからず、必要な種や苗を植えればやがて森になり半永久的に生産を続けてくれる。

 

しかもそれらの耐用年数は人口施設に比べてはるかに長く、年数が経つほど果樹は大きくなり生産量も増える。

多年草野菜は放って置いても毎年生産、大株になって勝手に増殖もする。

製造機械が勝手に進化を続け生産高が増すようなもので、燃料もメンテナンスも必要ない、それが自然界だ。

 

この森で暮らせば人は飢えることなく、他の多くの生き物も養える。 さらに産物をお金に変えることも出来る。

 

持て余して放棄された荒廃農地や山林の生産効率、あらためて考え直したらどうだろうか。

 

豊かな森があればすべての生き物は生きて行ける。

陸地だけでなく海の生き物も。

 

 

 

 

今日は生命エネルギーの仕組み 心体維持復元講習会

すべての生物に必要な生命エネルギーは森が育むクローバー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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