野人ブログの訪問者は毎日2千人から3千人で、それが10年ほど続いている。
ブログ開始以来、伊勢に講習会にやって来た読者は延べ5千人。
数回、数十回の読者も多く、多い人で100回を超える。
交通費、宿泊、参加費、買い物を入れると相当な出費だ。
野人の教え方が悪いのか、理解度に手ごたえを感じず、申し訳なくて一時講習会を中断したこともあった。
しかし、いくら考えてもそれ以上の教え方は見つからなかった。
テキストを作り、本にしようとしても困難。
それが野人理論、協生理論であり、一般的でないことは間違いない。
常識的な学び方、学ぶ姿勢、考え方では理解出来ないということだろう。
昨日の疑問集でショックを受けた読者は多かっただろうな。
何年も熱心に努力して学び、おぼろげにわかりつつあると思っていても、疑問集にすらすらと答えが出なかったはず。
紹介したのはほんの一部で、同じ程度の問題はまだどっさりあり、さらにそれらを応用した問題を作れば無限大にある。
生命の仕組みは無限大に近いのだから。
それらを野人理論・協生理論・協生農法理論の卒業試験にしたら合格者は一人も出ないだろう。
〇×式などなく、答えは自らの言葉で道理・理由を矛盾なく語らなければならないのだから。
それが出来なければ人に教え、語ることも出来ない。
つまり野人が創った生命に関する理論のすべてを細部に至るまで完全に理解して自在に応用出来る人は一人もいない。
孫氏の兵法がそうであるように、「知っている」ことと「身についている」ことは天地の差。
兵法は「理解して使いこなし 防御も出来る」ことにあるのだから。
それが出来なければ、細部まで完全に覚えても兵法として役には立たない。
野人理論も同じで、知識ではなく理解して使いこなすことを目的に教え続けている。
野人理論は現学問とは基盤も異なり参考にもしていない。
現実の出来事・道理は「すべて物理論」であるはずだが、それらは理論になっていないから結果も出ない。
これが最も大きな違いであり、逆に「間違っている」ことを前提に進めている。
つまり、現知識を持ち込んでも交わることなく通用もしないということだな。
次の大きな違いは「思考の起点」と「思考順路」
これが一般的・常識的ではないから皆さん混乱する。
このパターンを知り、理解・納得するのが近道だろう。
常日頃「小中学生でもわかる当たり前の道理」と言っているくらいだから難しくはない。 慣れていないだけだな。
協生農法理論、体調復元理論は協生理論の応用であり、協生理論は野人理論から生まれた。
野人理論は生命の世界以外のあらゆるジャンルにも及ぶ。
考え方をまとめ、実用レベルにすれば協生理論同様にこれも相当なボリュームになるだろうが、そこまではしていない。
これらは、テーマ・野人流学問のススメや、常識の矛盾、森羅万象の護身術、すいみん愚物語、ニュースのコメント、珍話列伝、東シナ海流など実践において、弱点・矛盾点・解決法など、至る所に組み込まれているが具体的に理論としてまとめてはいない。
理論に入る前にこれらの記事を参考に読むことをお奨めする。
答え・結果を求める野人の思考パターンが何となくわかれば少しは記事の解読が容易になるはずだ。
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