アサリ産地偽装 野人の所見 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 

アサリの産地偽装がニュースになっている。

法で産地表示が義務付けられた以上、偽れば法に触れ関係者がバッシングされるのは仕方ないが、アサリ自体に問題はない。

 

消費者は憤っていると言うのだが、それほどのことなのか。

このアサリについて、野人の所見を述べる。

 

以下・・・

 

後を絶たない生鮮食品の産地偽装。「一体何を信じて買えばいいのか」。消費者は憤った。

組合長によると、この漁場では業者が輸入した中国産や韓国産のアサリを1週間から半年間ほど養殖し、問屋の求めに応じて出荷する。組合長は「産地を偽装しているのは問屋で、漁協は直接関与していない。ただ短期間で市場に出すので違法だとは分かっていた」と明かした。

アサリが養殖業者から消費者に届くまでには、漁協や輸入業者、卸売業者、仲卸業者、小売店とさまざまな事業者が介在する。生産者から直接買い付ける業者もある。こうした流通ルートの複雑さが、全容を見えにくくさせている。

アサリを取り扱う卸売業者によると、卸売市場に入ってくる段階では外国産の表示より「熊本産」として流通しているアサリが多く、生産者を信じるしかないという。「本当に国産なのかを調べようがなく、どうしようもない。業界ではグレーゾーンになっている」と打ち明ける。

 

国の食品表示基準では、輸入したアサリでも国内の干潟などで成育した期間が原産国より長い場合は「国産」と表示すると定めている。実際に有明海などで成育し、熊本県産に表示されるアサリもある。これをDNA分析した結果、外国産と判定されても、産地偽装にはならない。

 

 

アサリはアサリ、カキはカキ、ワカメはワカメだな。

どこで育とうが似たようなもので天然には変わりない

たとえ「養殖」と名がついても、協生農法同様に環境を整えるのでありエサを与えるわけではなく、これらは魚の養殖とはまったく異なる。

 

ウナギもウナギと言いたいが、これは違う。

国産・外国産、何処で育とうが同じものに変わりないのだが、天然ではなく養殖

食べるエサは日本人主導なのだから味は同じで、処理・調理法で味の差が出る。

国産、外国産、産地表示、どうでもよいことだな。

うなぎは、たとえ養殖でも美味しいのだから気にせず食べている。

天然はさらに美味しいのだが・・

 

食品偽装は法律違反であり関係者が消費者の信頼を失うのは当然。

しかし、何処で育とうが天然に変わりないのだからアサリには何の問題もない。

皆さんも美味しいと言いながら食べていたはず。

産地の違いが味でわかるのかな。

そもそもアサリに産地表示など必要ないと思うのだが・・

 

決められた国産・外国産の定義にも無理がある。

これも消費者の「安全・安心」志向から決まったのだろうが。

消費者の信頼とは何か、何を求めるのか、メディアに左右されるのではなく考え直したほうがいいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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