温泉猿が湯冷めしない理由 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

・・・  汗     ンコ・・

 

 

「温泉猿 湯冷め」で検索すると同じような記述がどっさり出て来る。

これが現在の常識見解なのだろうが理に適っていない。

 

以下・・記述(数件から抜粋)

 

人が湯冷めをするのは、冷たい空気に皮膚が触れたり、皮膚から水分が蒸発して熱を奪ったりするから。

サルはなぜ湯冷めをしないのか・・

 

サルの生態に詳しい超有名な○○大教授によると、秘密は体が毛に覆われていることにあり、「多くの毛に覆われていれば、皮膚が冷たい外気に触れにくく、体にためた熱が逃げにくい」と指摘。

サルの毛は、体をブルブルと震わせれば多くの水分をはじき飛ばすので、湯上がりも平気。

もう一つは、汗であり、サルは、人間に比べると汗をかく量が少ない為、汗によって熱が奪われない。

 

長野県の志賀高原に生息する野生のサルは、最低気温がマイナス10度以下になる中、温泉に入る。

どうしても「入浴後のサルは湯冷めしないのか?」という疑問が湧く。

いくらお湯でしっかりと身体を温めたとはいえ、ひとたび出てしまえば外は極寒の世界。しっかりと水分を拭き取り身体を乾かさなければ、すぐにでも風邪を引いてしまいそうなものだが……。

 

結論から言うと、そもそもサルは湯冷めをしない。

彼らは体を覆う細かな毛の中に空気の層と油分を含んでいる為、湯に浸かっても皮膚まで水分が浸透せず、入浴後にブルブルッと体を震わせるだけで毛の表面についた水滴が落ちる。

もともと汗腺が少なく、急激な体温変化が起こりにくいので寒さに対する抵抗力が強いこともある。

 

サルたちは寒い冬に温泉から上がっても湯冷めはしません。

ヒトは、皮膚の汗腺(かんせん)から汗を出し、その気化熱(きかねつ)で体温を調節しているため、湯上りのときに必要以上に熱を放出してしまうと、体温が急激に下がりすぎて湯冷めをします。

一方、サルは全身を毛におおわれており、汗腺が少なく、汗をあまりかかないために、ヒトと比べると急激な体温変化は起こりにくいのです。

毛にはゆるいウェーブがかかっていて、1本ずつの毛が密着していない。空間があることで保温断熱効果が高いと考えられる。

寒さの厳しいときには温泉から上がるとすぐに毛が凍ってしまいますが、暖かい地方に住むサルに比べ、寒い地方に住むサルは毛の密度が高く、毛足も長いため、断熱効果も高いようです。

 

 

何とも支離滅裂な記述だな。

毛がどうの、汗腺がどうのと言うが、マイナス10度以下で実験してみればはっきりわかるだろう。

 

中にはヒントが含まれている。

細かな毛の中に空気の層と油分を含んでいる為、湯に浸かっても皮膚まで水分が浸透せず、入浴後にブルブルッと体を震わせるだけで毛の表面についた水滴が落ちる。

 

お湯だろうが雨だろうが水に濡れればブルブルっと体を震わせるのは動物の本能。

サルに限らず犬猫だろうが鳥だろうがやっている。野人も・・・

一度やって見ればよいのだ。

 

地上の生物は一部を除いて動植物すべて表皮も毛も防水仕様。

濡れもせず浸透もしないのだから、動物は水分を振るい落とせばことは足りるし、植物の葉は滑って自然に落ちる構造になっている。

つまり、毛も表皮もまったく濡れていないから気化熱も奪われず湯冷めも風邪もさほど縁がない。

 

しっかりと水分を拭き取り身体を乾かさなければ、すぐにでも風邪を引いてしまいそうなものだが…

 

これなどは自然界目線ではなく人間目線から見た道理だな、だから重要な事に気付かない。

人間も防水仕様なのだから水をはじき、濡れないようになっている。

何故防水仕様を自ら放棄したのか、頭や肌に手を当てて考えて見ればよい。  その結果、肌や髪がどうなったかも・・・

 

皮膚や髪の脂分を落とせば自然界の道理、生存の為の最低条件のバリヤーは機能しない。

丁寧に拭いて乾かしても風邪はひく。

湯冷めも鼻水も風邪も、乾燥肌も紫外線負けも、わきがも水虫も足の悪臭も当然と言えば当然だろうな。

 

 

           お豆・・・音譜

 

 

 

 

 

 

 

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