完全に・・じい様体型だな
連絡もなくいきなりヤマハの元同僚２人が野人を訪ねて来た。
このグループは３年前にも４人でやって来て、その中の一人は１５０年前のイギリス製の線路で作った手作りナイフを野人に置いて行った。
野人が最年長だが、二人ともお父さんに見えるな。
これから後編を書く「連載・東シナ海流」の拠点諏訪之瀬島に２人共駐在、トカラ会のメンバーに入っている。
野人が島を去った後に宿泊施設が完成、三重の鳥羽国際ホテルから交代で赴任していたのだ。
１人は、「連載」の後編で野人とまむし頭がトカラ列島を走り回った１４トンの海賊船が猛烈な大波に耐え切れず転覆、座礁、大破した一部始終を島から目撃している。
１人はヤマハ退職後に郷里の指宿市に帰り、開聞岳の麓で暮らしていた。
野人の手伝いに現地で駆り出すつもりだったが、あろうことかビレッジから車で３分の所に家を買い、夫婦で引っ越してきたばかり。
この男は大学時代には剣道の達人、もう一人はレスリング日本代表、二人とも体力・技術・運動神経抜群の猛者だったが・・
なんだ、この姿は・・
背丈も相当縮んでいる。
腹ボテ、ガニ股、頭は白く抜け毛・・完全なじい様
これでは船にも乗れず、海にも潜れんわ。
彼らは盆栽いじりと、たまに集まってゴルフしかやることない年金生活。
雑誌「アエラ」の記事を見ていたので・・
「字・・・読めるか？」
「うん読める わかるよわかる」
「ホントに・・わかるんか？ 内容」
どうせヒマなのだからシルバー人材・アルバイトでこき使ってやるかな。
まむし頭は・・
「大先輩達をこき使えませんよ～」と言うが・・
たしかに戦力にはならんかもしれんな。
まあこうして訪ねて来てくれたのは嬉しかったな。
お土産にむー茶を持たせたが、来月４人でまた来るらしい。
諏訪之瀬島駐在組 
上記画像男 右端
４年・・後輩 屋久島船舶課駐在
まだまだ～
動きは速いな
