ピンクグアバの生ジャム
生ジュース
果肉を漉して 残ったのは種と皮・・
今年もまた指宿から送られてきた放任グアバでジュースとジャムを作った。
ジャムと言っても加熱せずにそのままタッパーで保存したもの。
同量か、場合によってはそれ以上の白砂糖を加えて毎日かき混ぜながら数日で完成。
底に砂糖が溜まらなくなって溶け込んだら完成は近い。
果肉の質と天候・温度で完成日数は異なるが梅や夏みかんで1週間から10日前後。
最も早いのがこのグアバで、3日前後で出来上がる。
甘さにトゲのある砂糖味からマイルドで美味なブドウ糖に変わった時が完成。
中身を濾した液体が濃縮ジュースで、残りから種や皮を除いたのがジャム。
加熱していないから生ジュースと生ジャムだな。
ジュースは出来るだけ薄く、5倍くらいに水で薄めて飲む。
この生ジュースと生ジャム、冷蔵庫で保存して腐らず味も落ちない。
理由は微生物が生きているからであり、低温では休眠状態になる。
休眠状態とはいえ徐々に発酵は進むから密閉は厳禁。
基本、ジュースやジャムのフタは緩めておくが、1週間程度なら事情によって固く締めても構わない。
野人の冷蔵庫には昨年から数年前のヤマモモや梅のジュース、8年前の黒糖ジュースまで残っている。
ジュースが腐らないと言うことは同じ条件のジャムも腐らない。
人が何も与えず野生で育った果肉しかやっていないので、すぐに腐る市販果肉ではどうなるかわからない。
ジャムにするのはジュースの搾りかす、ダシガラのような果肉だが結構美味しく、梅や夏みかんの残骸のように酸っぱくて糖分が足りなければ、さらに白砂糖を加えて常温で放置、砂糖の分解が進み丁度よくなったら冷蔵庫で保存すればよい。
これでも果肉エネルギーはジュース同様に正常、体調復元の役に立つ。
まあ、煮詰める手間も密封する手間もかからず、甘ったるい一般ジャムよりはるかに美味しいのだから言うことはないだろう。
通常のジャムは大量の砂糖を保存用に使っているようなものだが、それでもカビが生えるのは微生物がいない、つまり死んでいるからだ。
この密封殺菌しなくとも腐らない生ジュースに生ジャム。
「生」の意味は非加熱と言うことだけではなく、生命活動していると言うこと。
完全な細胞バランスを有する野生果肉の生命エネルギーだな。
生ごみだって微生物をまぶせば腐敗も腐敗臭もせず発酵分解される。
低温保存すれば腐敗せずに分解の進行が制御出来る。
生ごみを低温保存して分解を遅らせる人はいないだろうが、ジュースやジャムは本当に役に立つ。
原理はとても簡単ではないか。
何故これまで流行らなかったのかさっぱりわからんな。
ジュースにした後の ヤマモモと梅は生ジャムに
たまらん・・旨さ
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