拾って来て・・いただいた天然マダイ | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

拾って来て・・いただいた2キロの天然マダイ

海で拾った巨大マダイやスズキがどっさり・・

釣ってきたサワラ よりも多い汗

いただいたサワラをさばく 賄いランチ

マダイは丸ごと煮つけにして29日夜に提供

 

 

拾ってきていただいた・・と言っても死んだ魚を拾って食べたと言うわけではない。

近くの友人がサワラを釣りに行き、ついでに海面の至る所にプカプカ浮いていたマダイをタモで救い上げ、拾ってきたのをもらったのだ。

 

マダイやスズキが拾いきれないほどプカプカ浮いていたらしい。 死んではおらず、プカプカ呼吸しながらヒレを動かしていたのを大型クーラーに入るだけ拾ったと言う。

スケールは違うが、金魚すくいのようなものだな。

 

大雨が続き大量の真水と汚水が入ったことにより発生する水潮、青潮、の影響だろうな。

連日の大雨で伊勢湾は濁流に覆い尽くされている。

 

農地から流出した大量の肥料や農薬や表土、保水力のない山林からの表土、生活排水だけでなく周囲の廃棄物も根こそぎ海まで流れたのだ。

 

窒素やリン酸などが流れ込めば植物性プランクトンが異常発生、さらにはそれを食べる動物性プランクトンも増殖する。 やがて酸欠になり死滅、赤潮はプランクトンの死骸であり海は酸欠。

 

青潮は酸欠状態になった海水で、魚貝類は生きて行けない。 海水温が上昇する真夏に発生する赤潮や青潮は死の海とも呼ばれ、大半はそこから逃れるが、間に合わなければ徐々に弱って死んでしまう。 

青潮が発生している海域の特徴は、魚が金魚のように口をパクパクさせ、深場の魚は海面を漂っている。

 

水潮は大漁の真水が流れ込んだもので塩分濃度が極端に低い。

比重が海水よりも軽いので表層から中層を流れるが、泥水の濁りは魚のえらを損傷する。

 

今回は海底から表層を自在に行き来するスズキよりも深場にいるマダイが多く浮いていたと言うから、青潮が主因で広域酸欠が招いたもの。

底から中層は酸素がなく、上に行けば塩分濃度が低い泥水・・これじゃ魚もたまらんな。

 

工場排水などの毒物や泥水ではなく海の生態系破壊が招いたもので、陸の生態系破壊が原因と言える。

草木で覆われた表土は陸と川と海の浄化槽だが、その役目を果たしていない。 表土破壊と肥料や堆肥などの大量異物投入・・誰も気付かない公害だな。

これでは足の遅いサザエなどの貝類やタコや根魚などはひとたまりもない。

 

人の暮らしは多くの生き物にダメージを与えている。

農業、林業、畜産業、洗剤多用のライフスタイル。

大雨の度にこれではすべて間違っていると言うことだ。正常なら大雨でも川は濁らず汚染もされない。

 

タモ網で拾ってきたのはよくサワラを差し入れしてくれる元市会議員の友人だが、とても拾い切れないしクーラーにも入らないと言うから壮大な光景だったのだろう。

 

「魚ばっかりで今年の猪撃ち ははてなマーク」 と聞くと・・

 

「もう山には行かない 鉄砲やめた」

 

「なんで・・はてなマーク

 

ヒルとダニが怖いから・・」

 

「・・ ・・・叫び 」

 

 

 

大雨でも川は濁らない

https://ameblo.jp/muu8/entry-12396558897.html

 

焼きガキ!渋抜き実験・・と サワラおじさん音譜

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焼けば柿は恥ずかしがって渋が抜けるビックリマーク

    サワラやか~~ドキドキ

いただきもの音譜

 

どっさり食べてみたい人 ポチドキドキ

                   ダウン

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