今年初めての海へ | 野人エッセイす

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今日は「船で行く海遊び」

今年も海へ出るのが遅くなってしまった。 天候の都合もあるがここ数年は7月後半から月末が初出航。

 

それまでは7月初旬か早ければ6月も海に潜っていた。

十代から季節に関係なく裸で潜り続けて来たのだから寒さ冷たさはたいしたことではなく、その時間がとれないからだ。

 

小雨が降りそうな曇天の中、親子6人を乗せて出港、大雨や雷に見舞われそうならすぐに帰港すればよい。

たぶん雨で欠航・・とやる気のないお野人に対して、1時間も前から集合して皆さん雨でも行く気満々だった。

 

お野人の初漁は・・悲劇に終わった。

 

海に入って3分間クッキングで1キロの黒鯛。

しかし・・モリ先を振り切って逃げられた。

さらに3分後に1,5キロの黒鯛。

またもやモリ先を振り切って逃げられた。

 

10分後には・・2キロを超えるマダイ

お野人、追って追って追いまくった。

陸とは別人のように海中では素早く動ける。 

追いつめて 仕留めた・・と思ったら。

あっけなくモリを振り切って逃げられた。

 

3発発射してすべて命中・・しかし

命中して、3回連続逃げられたのは中学以来

刺さりも浅ければ、刺さった個所も角度も最悪。

逃げられて当然だろう。

 

カンが鈍ったと言えばそれまでだが、これまではそんなことがなかった。

長年培った本能と理性と技術は衰えることはない。

足も怪我して肩も怪我したが、無重力の海中では影響がなかった。

 

本音は殺生がいやになったのだろう。

少しショックだったが、逃がして残念と言うより魚に怪我をさせたことが悔やまれた。

急所ではなかったからしばらくは生きられるだろうが、痛いだろうな・・とか、悪いことしたな・・とか、いろんな思いが頭を巡った。

 

魚はまだいたが、それで追うのを止めた。

野人の狩りは命を有難くいただくことであり、怪我をさせることではない。

 

スポーツルアーフィッシングにはキャッチ&リリースという言葉があるが、食べる為ではなく、大きく鋭い針を唇や頭に引っ掛け、引きの醍醐味を味わって遊ぶのが目的、言わば「弱い者イジメ」だな。

スポーツマン精神と言うものでもない。

声を上げない魚だから罪の意識は薄いのだろうが、鳥や猫や犬なら誰もやらないはず。

遊ぶなら生き物ではなく模型でやったほうが良い。

 

仕事柄、魚介類、猪鹿鶏などの殺生はするが、それ以外の殺生はしないようにしている。

虫や樹木などの植物も出来るだけ命を奪いたくはない。

 

帰港して買い物に出かけて帰ると・・

スタッフはてっきり、野人は魚逃がしたショックで落ち込んで、黙って早く帰ったと思い込んでいた。

一度も落ち込んだことがないお野人と体調を皆で心配していた。 講習会や出航回数減らそうとか・・

 

バカタレ・・そんなもんで落ち込むかい

もののあわれ・・ お前らにはわからん

 

しかし、あの食べ頃サイズの真鯛・・

ほんのチョビッとでいいから、味見したかったな。

 

 

 

狩りをして女子供を養うお野人

https://ameblo.jp/muu8/entry-12300715395.html

お腹空かせた扶養家族多いし ごめんね 黒太郎・・

もう一匹 頂戴ね 食べ盛りの子が多いし・・

 

お野人と海遊びへ行きたい人 ポチドキドキ

                   ダウン

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