4月6日から毎年恒例の南九州視察へ出かける。
今週土曜日の座談会に原人は参加する予定だったが、多くの会社同様にソニーも集会禁止令で参加出来ない。
九州視察には同行する原人を関西で拾って四国経由で九州へ、鹿児島でタネオが合流する。
行きはスタッフ4名に茶屋人、途中原人、絵本男は留守番。
翼は大阪まで軽トラ、トラックだけフェリーに乗せてから同行。 志布志入港のフェリーからトラックを受け取り鹿児島まで走る。
切り開いたばかりで道が悪い指宿農園には四駆軽トラが必要で、茶屋人がほぼ寄贈してくれたものを整備、指宿まで届ける。
指宿モデル農園には高さ4mのヨシタケが繁り、太い根が大株になって盛り上がり苦戦している。
別名ヨシタケの学名は「ダンチク」で世界の侵略的外来種に指定されている。
ヨシと竹の中間のような植物で、生態系を必要とせず竹同様に他の植物を駆逐して繁殖する。
これでは地上部を刈り取っても穴が掘れず果樹は植えられない。
草刈り機で刈っていたが限界、足元をとられて危険ゆえに重機を入れて整地することになった。
時期は未定だが今回現地を見て整地計画、夏までには実施したい。
バナナの苗は既に百本手配、パパイヤ、グアバ、パッション、タンカンなど、秋には第一回の植え付けが出来るだろう。
今回、借地契約書も持参、5千㎡以上の荒廃農地がモデル農園になり、隣接して1500㎡の協生グアバ園が、その奥にはブッシュに覆われた広大な荒廃農地も広がっている。
北西の強風と台風の直撃風を防ぐ山に囲まれた最高の場所。
目の前は青く澄み切った海で、崖にはなっているが借地は海岸の防波堤まで。
くたびれたらいつでも海に飛び込める。
ダンチクの活用
茎は二酸化ケイ素を含み、頑丈かつ柔軟性に富むため、オーボエやクラリネットなどの木管楽器のリード部分の素材となるほか、釣竿や杖を作る際にも使用された。古代エジプトでは、死人の埋葬の際ダンチクの葉で死体を蔽う慣習があった。斑入りの品種(西洋ダンチク・フイリダンチク)もあり、庭園に植える。
紀伊半島ではサバのなれ鮨を作る際、それを包むのに使われ香気を添える。そのほか、古くから防風林的に畑などの周辺に植栽した例や、護岸に利用した例などが知られており、地域の生活に密着した植物であったと見られる。
近年では、バイオ燃料の原料として注目され、研究の対象になっている。
ダンチク
ダンチクの新たな使い道 考えんとな・・
ダンチクのトンネル 海へ下りる道
防波堤から上の斜面も借地の一部
指宿開墾画像 2
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草のトンネル シダシックパーク
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