毒性から見た海陸動植物の意図 2 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 

 

毒の分類表を見れば・・

海洋生物と陸上動物の毒に比べ、陸上植物・キノコの毒ははるかに多い。

陸上植物の祖先である海藻に毒はない。

 

海と陸で比較すれば最も大きな差は・・

無毒の海藻と豊富な毒を持つ植物。

海の祖先は無毒だが陸の子孫の大半は有毒、そのように考えればよい。

 

海陸の主な動物毒はどちらも4~5種で大差ないが、海陸の植物毒に何故それほどの極端な差があるのか、この謎を考えた生物学者はいるかな。

考えたとしても現状の学問では答えは出せない。

 

進化から見れば陸の植物族だけが極端に異質な道を歩いている。

理由があるからそうなったのであり、何も考えずに食べて絶好調の野生動物と違い、死ぬほど考えて食べて死ぬほど不調に苦しむ人類には重要な事なのだ。

 

野人は学問の為の学問・探求はやらない。

多くの人達に必要だからこうして明確な答えを出そうとしている。

 

見える成分から入り、成分効果を基盤にした現医学は成分でしか不調を制することが出来ない。

薬がそうであるように、一時的に制することは出来ても本来の健康体に戻すことは出来ない。

代表的なフグ毒がそうであるように、毒に対しても成分で解毒出来なければお手上げで成す術もない。

 

毒成分が人体にもたらす症状は事細かくわかっているが、「何故」が抜けているのだ。

つまり毒の何がどのように作用するのかその仕組みの解明がされていない。

 

病不調も毒の作用と同じで、怪我や伝染病などの感染症の完璧とも言える治療法に対してまったく歯が立たない。 これは原因が的外れ故に不調に陥る仕組みがわからないからだ。

 

野人理論では病不調の仕組みと毒が作用する仕組みに共通点がある。

病不調は食生活に原因があるが、毒はそうではなく感染症と同じ外因。 しかし心身の正常な「制御不能」に陥る仕組みは同じもの。

 

伝染病はウィルスを殺せば解決するが、これらの毒は蛋白質であり生き物ではないのだから死なない。

不死身だから駆逐出来ず手も足も出ないのだ。

 

生き物ではなく、そもそも無害な空気と水で出来た生物毒が「何故」悪さをするのか、おかしいとは思わないかな。 体内で毒を作り出し、毒を使いこなす生物は何ともないのだ。

それに、生物にとって例外なく毒である鉱物毒と違って生物毒の作用は種によって様々、何とも都合の良い毒だ。

 

成分構成に毒はないのなら、成分以外のものが作用していると考えれば良い。

フグ毒が神経電流を遮断することがわかっているのだから、直接作用するのは成分ではなく電流、つまり妨害電流ではないか。難しくもない。

どうやって妨害電流を制するのか、それだけを考えれば済む。

 

生物毒が効かない生物は自らの体内で毒を制している。

多くの動植物達が簡単にやれるのだから特殊な薬物でない事は確かだ。

 

生物毒の分子は炭素、水素、酸素、窒素などが連なっている。

生き物の体はそれらで構成されているのだからどの生物も簡単に製造出来る。

同じ動物同士でも解毒は容易に出来ないが、種によっては簡単に出来る。

 

毒を仕込むのは容易に食べさせない為だが、種によって簡単に食べられるのだから考えて食べさせる相手を選んでいると言うことだな。

 

これが今回の記事のテーマであり、植物族の意図と言える。

 

 

続く・・・  次回終章

 

 

毒が体に悪さをする仕組みと制し方

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原人 ハゼ毒に完敗 

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まむしのマム太郎 あ~ん画像1

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