天然スッポン6匹釣れる | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

渓流の水 ポンプで採水

 

300リットルタンク満杯

牡蠣水槽が・・スッポン水槽に音譜  良型  平均1,5キロ弱

裏返すと 綺麗な色 甲羅の大半は柔らかいコラーゲン

アク抜きしながらスープをとる  捨てる部分は内臓などほんの少し

地鶏のスープみたい・・  味付けなしで超濃厚叫び

端肉は雑炊用に

絶品スープが出来るまでの手間と時間は相当なもの

 

 

旨そうな良型の天然スッポンが6匹釣れた。

 

釣ったのはお野人ではなく、スッポンおじさんだ。

頼んでおいたスッポンが獲れたと連絡があり、先週に翼と運びに行った。

生きたドジョウをエサにした清流の「はえ縄仕掛け」で、うなぎ、ナマズなどが目的。

 

スッポンを買い取った後、渓流でいけすの水を300リットル汲んで帰り、牡蠣を活かしておいた水槽の海水を山水に入れ替えた。

年末の牡蠣の季節まではスッポン、ナマズ、天然うなぎ、モクズガニ、ドジョウなどの淡水魚水槽に変身。

 

天然スッポンはあまり流通していない。

これは流通養殖物よりも大型。

調理法が困難で特殊な事と、天然は不揃いで高価ゆえに、型が揃い安定供給出来る養殖スッポンが重宝されている。

 

ブリもマダイもフグもクエも、天然と養殖では味も価格も異なる。 うなぎも同じだが、比較的味が落ちず養殖でも満足されている。

 

先日の講習会でモクズガニの話をしたが、上海ガニは同種の中国モクズガニ。

泥池で養殖される高価なカニを上海まで食べに行くなら、その辺の綺麗な渓流清流にいるこの天然モクズガニのほうがはるかに安上がりで美味しい。

 

スッポンを食べたことのある人は少ないが、流通しない天然スッポンはなおさらだ。スッポンは魚類ではなく肺呼吸で陸の動物、猪に近いパワーはあるだろう。

 

まむしやハブやスッポンうなぎは昔から精が付くものとして重宝されているが、野人理論では、食肉同様にエサを与えて人が養殖すれば完全な生命力を持たずたいした効果はない。 豚と猪の違いのようなもの。

夏バテ防止にうなぎと言われるが養殖では無理だな。

 

ヤマハ時代の友人の料理長がこのスッポンを解体したが、天然は初めてだった。

違いを聞いたが、内臓の臭いも少し違うが、全体を包む「薄皮粘膜」が薄いことだ。

 

この薄皮粘膜が臭みの元になり処理が面倒になるが、水生動物の粘膜は防御バリヤー。

池で大量に養殖されるか、清流で育つか、環境で粘膜の厚みが異なるようだ。

これを完全に除去しないと泥臭味が残る。

 

料理長は2匹を2時間以上かけて下処理、調理したが、出来上がった試飲用のスッポンスープは臭みもなく澄んだ味で抜群に旨かった。

全身さっぱりした地鶏味でコラーゲンの塊だな。

 

端肉を加えて卵をとじた雑炊は絶品ビックリマーク

料理長曰く・・

「養殖物は濃厚だがこれは味が澄んでいる、これが本来のスッポンの味かもな・・養殖はエサの味かも」

 

下処理済みのスッポンをパック冷凍して保存、ビレッジで提供するが、原人の反応は凄まじかった。

味付けしていない濃厚スープを一口飲んで唸り・・汗

仕上がった絶妙なスープを飲んで、吠えたメラメラ

 

価格も決まらず売り出してもいないのに1匹分を予約ビックリマーク

敏感な原人には相当な生命エネルギーだったようだ。

 

スッポン食べて精力絶倫・・は天然スッポンに言えることだろうな。

女性には、お肌ツルツルぴかぴかコラーゲンラブラブだな。

 

年間50匹は釣れるかも・・と言っていたが

スッポンおじさんに頑張っていただくか、百匹クラッカー

 

 

 

猿の腰掛け 軽トラ落ちる

https://ameblo.jp/muu8/entry-12459206694.html

なまずと・・天然ウナギがうじゃうじゃ ウサギと烏骨鶏のヒナも

 

 

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