夏は植物が最も活性する季節。
植物の30%は毒草だが、食べない限り支障はない。
草食ではない人間の舌では葉類の毒は判別出来ない。
始末が悪いのがかぶれる木で、その代表がヤマウルシやハゼだ。
身近な野山や土手にはいくらでもあり、鳥が種を運べば空き地や庭でも逞しく育つ。
知らないうちに音もなく生活圏へ進入している。
樹液が肌に付くと、少量でも広範囲にかぶれが広がり、熱で寝込む場合もある。
毒の強いのはヤマウルシだが、次いでハゼ、ヌルデもかぶれることがある。
どれも葉の付き方が似ているのでその形をしっかり覚えておくといい。
ハゼ、ヤマウルシの仲間は節操なく季節かまわず紅葉する葉もあり、こうなれば見分けやすい。
葉の付き方はムカデのようで、野人はムカデ葉と呼んでいる。
これらはどれもウルシ科の植物で、他にウルシ科にはマンゴー、カシューナッツ、ピスタチオなどがある。
マンゴーで唇がタラコ唇になったら・・
マンゴかぶれと思えばよい。
ビレッジの巨大牡蠣仕入先、答志島の男は、牡蠣工場の裏山をチェンソーですっきり整備したら
おたふく天然痘 のような顔になった。
行ってみれば裏山はハゼの大木だらけ・・
「知らなかったのか・・?」
「うん 知らん・・・かった」 らしい
お野人は・・
小学生の時、3日間休校した敗北の歴史を持つ、しかも2度も。
木が真っすぐゆえに皮を削って木刀にしていたが、顔の汗を手で拭き、お立ちションも・・
顔はアンパンマンで、オチンチンが水膨れ・・
大根のように腫れて ション詰まり
悶絶の日々を送った。
噂は広まり、登校すると見物希望者が殺到してタマらんかったな。
むー母はそのたびに、おまじないを唱えながら油揚げを塗りたくるもんだから、べた付いて気持ちワリイことこの上なかった。 これがまたまったく効かん
「母ちゃん・・塗る時は下からじゃなく、顔から塗らんか~」
それ以来、学習能力は増し、護身術も完璧になった。
山で野人から危険物講習を受けた原人は、樹液を一滴腕に垂らして自ら人体実験したが、数日後に見事酷い目に遭った。
皆さんもこの木には触れないようにしましょうね。
指名手配 ハゼとヤマウルシ
https://ameblo.jp/muu8/entry-10539714428.html
ハゼの幼木 葉は長く 茎は緑
学者魂 ハゼのかぶれ実験
https://ameblo.jp/muu8/entry-11886733041.html
大根みたいに腫れたオチンチン・・
http://ameblo.jp/muu8/entry-10090435658.html
腫れ‥時々 脂汗~~~
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