日本を代表する香木「クロモジ」の大木 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

クロモジの大木

直径 20cm近い  同じ株から4本

 

 

 

クロモジの大木を見つけた。

しかも山のあちらこちらで見かける。

これほどの大木を見たことがないが、これほどの群生地もない。

 

クロモジは北のほうへ行けばもっとあるだろうが、この地域では希少種。

山道では時折見かけるが、せいぜい指の太さが大半、太くても直径3cm程度。

枝をたくさんいただくのは可哀そうで気が引けるほどだ。

 

しかし、ここには幹の直径10cm以上が数十本以上自生している。

手が届く高さに枝を大きく広げて道路にはみ出すほどで、はみ出した小枝を相当いただいても樹形はほとんど変わらない。 しかも車はほとんど通らない。

 

水が素晴らしいからか、指で揉んだ枝葉の香りは非常に素晴らしく、枝を折った時の香りの比ではない。

さすが日本を代表する香木、これ以上の芳香は他にないだろう。

しかもこの山のクロモジの品質は特級品だ。

 

これだけ無尽蔵に葉があればクロモジ茶だけでなく精油も芳香蒸留水も作れる。

野生クロモジのもつエネルギーは、皮膚や髪にスプレーしても浴槽に精油を垂らしても相当な効果を発する。

 

クロモジに限らず植物の生命エネルギーはほぼ同じ。成分に関係なく体調や皮膚や髪の状態を整えるが、どうせ使うなら素晴らしい芳香があるほうが楽しい。

野人はアロマや精油に詳しくはないが、植物活用事業とは、食用、薬用、その他の野生有用植物を有効活用することであり、天然着色料の色だけでなく香りの活用もその中に入っている。

 

栽培種の花やハーブには関心も知識もなく、香りが不自然に強すぎるものは苦手で、最初から活用の対象外。 肥料で育てた花やハーブも植物として完全なエネルギーを持たない。しかし商品として大量流通させるなら、野菜、果物、漢方薬同様、肥料栽培に頼るしかない。

 

山にはヤブニッケイやスイカズラの花など淡い芳香を持つ植物は多彩。

フレッシュ、ドライなど肌と髪にやさしい植野生植物入浴剤を開発中だが、蒸留製品もその中に入っている。

 

リンスやクリームなど、人が作ったどのような製品も及ばないようなものが出来つつある。

この1年間で完全な実験結果は既に出ているが、製品提供まではもう少し時間が必要。

この事業に必要な植物はこれから出来る協生農園で量産する予定だ。

 

 

クロモジ探訪とキジすきしゃぶ

https://ameblo.jp/muu8/entry-11459171392.html

クロモジの菓子ナイフ作り

https://ameblo.jp/muu8/entry-11459221584.html
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ニッケイとヤブニッケイの活用

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風流なクロモジ湯

http://ameblo.jp/muu8/entry-10225332170.html

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 クロモジ谷の湯音譜  垂れ流し~

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