テレビからおかしなコマーシャルが聞こえて来た。
膝の痛みの根本的な原因・・ その解説が続く。
「根本的な原因は年齢による膝軟骨の摩耗」・・と言うのだが、関節がきしんで痛いのだから軟骨の摩耗くらい誰でもわかるだろう。直接的な原因ではないか。
それが何で根本的なのか、年齢によると言うが、寿命の何十年も前から消耗するはずがない。
年齢による摩耗、老化・・便利な言葉だが、これがないと健康産業は成り立たないだろうな。
コラーゲンなどの軟骨成分を補給しなさいと言うのも支離滅裂。
栄養成分もそうだが、世界中が「足りない成分」の補充一色。
どれだけ補充すれば気が済むのか・・しかも裕福な先進国ばかりだが、その先進国のほうがわけのわからない病不調に苦しんでいる。
この現状を言い換えると・・
「健康学、栄養学には何の問題もなく、病不調は老化、消耗で仕方がない」。
今の学問では根本的理由など全く解明されていないのだが、理由は簡単。
常識の理由はまったく物理的理由にはなっていない。
寿命まで持ちこたえられないはっきりした理由があるから消耗する。
消耗して自己復元出来ない理由があるから不調になる。
寿命に対してあまりにも早過ぎる老化は明らかにおかしい。
人は120歳まで生きた実績があるのに、何でその半分程度で老化、劣化、再生不能に陥らなければならないのかを考えるべきだろう。
歩けなければエサがとれず野生では死を待つのみだ。
膝の痛みだけでなく不調はあらゆる箇所に及び、高齢者の大半は満身創痍で病院に溢れている。
これではインクの切れたコピー機と大差ない。
皮膚の劣化もそうだが、臓器も同じで持ちこたえられないから癌細胞が増えても自力で復元・治癒出来ない。
何で持ちこたえられず劣化、老化するのか、復元出来ないのか・・
これだけ・・「足りない」と言ってあれもこれも大量に摂り続けた時代などない。
にもかかわらず悪化が進むのは、食べているものすべてが体の制御に役に立たないと考えればよい。
健康学、栄養学、カロリー論に沿って摂り続けたのなら、それらの学問が間違っていたと言うことになる。
その何処が?? と言うなら、栄養成分、カロリーでなければ他に何があるのか、何が必要かを考えればよい。これ以上毎日摂り続けても結果など出ないのだから。
この判断を下すのに必要なものは「生命の仕組み」の理解であり、それなくして判断など出来るはずがない。
体中の細胞をしらみつぶしに調べ、細胞・血液の異常は発見出来ても、異常に陥る理由がわからなければ答えは出ない。
このように思考を進めれば、現状の病不調は難病だけでなくすべてが原因不明。
原因の特定・解消が出来ないのだからすべてが対策、対症療法なのだ。
他の地上動物と比べ、あまりにも早過ぎる皮膚の老化、膝の老化も臓器の老化、劣化も理由は同じ。日常的に使われている「根本的」なことを間違えたからだ。
生命の仕組みを長年にわたって説き続けて来た。
実践した大勢の人が自力で完全復元出来ている。
復元に必要なものは身の回りにいくらでもあるのだ。
当たり前の食べ物とは何か、生命の仕組みを理解することでそれがわかる。
理解出来なければ、間違えても気づくことがなく、結果も出ない。
理論も記事も膨大、理解に時間はかかるが検索して自力復元を目指してもらいたい。
因果の悪循環 問題解決の法則
https://ameblo.jp/muu8/entry-12328677582.html
考える力とは
https://ameblo.jp/muu8/entry-12288748611.html
野人理論を理解する単純なコツ
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