マリンビレッジの飲用水とお茶とスープは山の湧水を使っている。
飲用水は２週間以内の水を使っているが、枯渇したのでお野人は山へ水汲みに出かけた。
マリンビレッジへ戻り、絵本男に引き渡したのだが・・
タンクは空っぽ で・・
水が 入っとらん らしい。
絵本男は
「ニャンデ～～
」 「ニャンデなの～」
お野人・・心当たりがない
水は 入っとるはずなのだ。
よ～～く考えると
話は長くなるが・・
山の麓で「梅娘一家」と合流、車２台で山を登った。
梅娘一家の水タンクはどっさり・・
梅母が水を入れ、梅娘が車に運ぶのが恒例らしいが、梅娘は足を痛めていた。
細身の梅父は・・腰がふらつくのでいつも見物・・
そこで、お野人はせっせと水を運び続けた。
「ありがとう～ すごく早く終わって助かった
」
・・と、礼を言われて一緒に引き揚げた。
水は確かに入っているはず。
「水・・入っとるだろうが
」
「入っていません」
絵本男は水タンクを軽そうに指で持ち上げて言った。
「おかしいな 山の神の祟り
かもな 近くでお立ちションしちゃったし
」
「汲み忘れたんじゃ・・」
「それも 考えられるな」
絵本男は余程悲しかったのか、涙が止まらなくなった
「これ 絶対に記事にしてください
」
「・・ ・・・でも なあ 」
「いつもみんなをお笑いにしているんですから」
「・・・ ・・
」
山へ水汲みに行って、水汲み忘れて帰って来るヤツなどいないだろうな。 往復２時間かけて。
たぶん・・ いや ゼッタイ
忘れちゃったものは しょうがないではないか。
翌日、お野人は再び山へ水汲みに出かけた。
雪山の水汲み
https://ameblo.jp/muu8/entry-10756928473.html
しおからさんバ・・
https://ameblo.jp/muu8/entry-10864013997.html
ミズスマシは～ ミズスマシを～ 見ず 済まし～
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