ジャリ砂利して 畑には・・・ 見えんな
ユンボーで竹を除去しただけで耕していない 砂利出て来るから
草も・・ 抜かず なぎ倒しただけ 竹の根もそのまま
今月13日のお野人イベントで読者の皆さんにビレッジ農園の植樹を手伝っていただいたが、一作日はいくと野人で種蒔きをした。
秋冬野菜の種蒔きは早くて8月から10月くらいまでだが、今は11月半ばで秋も終わり。
しかも種を蒔いた場所はユンボーで竹やぶを撤去した荒れ地だ。
植樹や種蒔きの後は水をやるのが常識だが、今回はまったくやっていない。そのうち雨が降る。
砂利石も剥き出しになり、とても畑と言えるシロモノではなく、庭園や農園作りに詳しいユンボー運転手も・・
「こんな硬い土・・畑どころか木を植えても育たない」と、ぼやくばかり。
プロ意識が強いせいか無駄なことはやる気が起きず、親切心でそう言うのだ。
ビレッジは埋め立て地、表面は砂利と川砂で固め、深く掘れば鉄くずやワイヤーも出て来る。
まして、竹やぶの前のグラウンドに数年前に盛り上げた500トンの土砂はマリーナを掘りこんだ海底の土なのだ。
常識からすれば運転手の言う通りだが、石の都アンコールワットもやがては森に埋もれた。
アスファルトであろうが必ず森になるが、お野人・・そんなに待つ気もない。
ここはあっと言う間に協生果樹菜園になる。
業を煮やした現場監督のまむし頭は・・
「何でもいいから 早よ造成して穴掘れ お野人が大丈夫と言うんだから大丈夫
」
スコップでは掘れない畑・・凸凹も激しく平たくない。
通常なら農地とは言えない硬いこの砂利土をユンボーで掘り、イベントで堆肥も入れず植樹、さらにその周囲にスナップエンドウをどっさり埋め込み、季節外れの野菜の種を数種、適当にバラ蒔いた。
肥料を与えない協生農法では野菜の発育は通常よりもはるかに遅い。
本来なら表示された蒔き時より早く蒔かなければ生長しないのだが・・
肥えた土、良い土に関係なく、竹と葛のエネルギーで生長させるこの実験。
年明けから春にかけて・・どうなるか見ものだな。
生食と天ぷら・・4月にはエンドウの草むらが幾つも出来るかもしれんな。
アフリカの砂漠でも簡単にやれることを思えば・・これなら恵まれているほうだな。
砂が小石に替わり、土も混じり砂漠より雨も多い。
つまり、まあ誰でも何処でもやれるということだ。
表土を築くのは人間ではなく動植物
後は放っておくだけでやることもない。
晩秋のブッシュマントマト
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土を作らず 野菜を作らず
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