津久見駅
大学生の頃、夏休みに帰省した時の写真だが、郷里の大分県津久見駅には最後までSLが残っていた。
隣は合気道部の主将、撮影は後にイスラエル兵に空手を教えていた空手部の親友。今はマレーシア在住。
合気道男の故郷は佐世保、空手男は諏訪湖畔の岡谷、この岡谷の家に2人とも2回ほど泊めてもらった。
野人部屋には既に女性の下宿者があり、一緒に食事して隣の客間で寝たのだが・・
野郎ども2人は布団に腹ばいになったまま鼻の下がデレ~~っと伸びっ放しだった。
サカリのついた猪みたいに突進、襖越しに話しかける。
野人は高倉健の任侠映画が好きな超硬派だったからさほど関心もなかった。 バカどもが・・早よ寝んかい
母の預かり人に無礼は許されんのだ。
彼女は苦笑しながら襖を空けて会話に応じたが、こ奴らの態度は恥ずかしいことこの上ない。
一番厚かましい合気道男が言った・・
「あ~~ 麗子ちゃん水玉模様のネグリジえ~ スケスケ」
野人は・・
「バチ~~ン」と、合気頭を張った。
そう思っても本人に言うことではなかろうが。バカタレ
これでよく合気道部の主将が務まるものだ、浮気道部に改名しろ。
襖開けたまま寝床から遅くまで話し、翌日は無人島へ船を出した。
案の定、野人がサザエやアワビを獲り、魚やタコ突いている間、野郎どもは彼女に密着、3人でタマ遊びの後、彼女の両側にバスタオル敷いて日光浴・・
仕方ないか・・
彼女は一つ年上、新任の小学校教師だが、大分大学在学中にミスインターナショナル大分県代表に選ばれた。
生徒が付けた名は「白雪姫」ファンレター殺到・・
優しくておっとり、スタイル抜群・・
こ奴らは一目でイチコロ、節操のカケラもない。
むー母からの手紙で彼女の下宿を知ったが、それを聞いたこ奴らは「これが目的」で押しかけて来たのだ。
そして水着姿にして目的を果たした。
次は長崎の佐世保へ、合気道男の祖父の実家は五島の福江島にあり、そこでも潜ってサザエアワビが大漁。
さらに・・海底の岩に摑まってウンコ・・
無重力のうんこ実験をやったのは福江島だった。
年上の伊勢正三とは幼馴染、小学校に上がる前、彼が野人のお守り役だった。
「なごり雪」を作ったのはこの駅だったようだ。
かぐや姫3人は大分の同じ高校、ミスの彼女と南こうせつは同じクラスだった。
十数年前、掛川の「つま恋」で吉田拓郎とかぐや姫が伝説のコンサートをやった。
皆すっかりおじさんになっていたが、中島みゆきさんの飛び入りがあった。
大学生の頃は8万人集めて大渋滞、今回は3万人限定、観客はおじさんおばさんだが、その子息も多かった。
野人は複雑な気持ちで見ていたが、「つま恋」は野人の元の会社ヤマハ、走り回るスタッフも仲間がちらほら。
テレビで歌うことがなかった中島みゆきさんはヤマハからデビュー、理事長だった川上源一に連れられて島へ来て、野人は年上の彼女の海のお守り役、夜はギターの手ほどきも受けた。 中島さんにとっても野人にとっても川上源一は育ての親だ。
つま恋で野人のお守り役の正ちゃんと、野人がお守りしたみゆきさんが歌っている。同時にミス麗子ちゃんの記憶も頭をよぎった。
偶然にしては出来過ぎていたな・・記憶があちらこちらへ飛んで、じっくりと歌を聞けなかった。
明後日は元ヤマハ仲間の会合でそのつま恋に宿泊することになっている。
珍空 飛び膝蹴り
イスラエル兵に教えた空手
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「なごり雪」は旅立ちの歌 故郷の駅
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無重力のうんこ・・ エイリアン
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中島みゆきさんのギター
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ムー農園に母を案内する
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