たまたま最近のニュースで見かけたが・・
ここ2~3年、サメを殴って撃退する人々が増えているようだ。
3年前に1人が殴って撃退して以来、ハワイやオーストラリアで流行しているらしい。
先月も語り部としてサメ撃退法をオーバーアクションで披露したばかり。撃退法の記事は7年前に書いた。
お野人も体験者の1人で、お相手の青コーナーは4m近いイタチザメだ。 イタチなのにタイガーシャーク
沖縄沿岸の浅い珊瑚礁、ダイビングスポットと違い、黒潮本流ど真ん中に深海から突き出た火山島で24歳の時、危うくエサになりそうになった。
潮流は川のように速く、危険な3m以上のサメがうようよいる海域で常に単独で海底調査していた時代だ。
ヤマハ社長直轄の海洋特務員、新入社員にしては特別待遇、特務、離島、危険手当を含む破格のギャラで。
船の操船修理はじめ、コンプレッサーを使ったエアータンクの充填までやらねばならず、判断を誤って流されれば一巻の終わり、船も通らず助けは来ない。
BCジャケットなどなく、水深計は必要だが動きの邪魔になる残圧計など余計なものは一切持たなかった。
エアー残量など水深と滞在時間でほぼ割り出せる。
サメが向かって来ればウエットスーツ、ウェイト、タンクすらバトルの邪魔になり徒手空拳が最適。海底で瞬時に全て捨て去れるのは裸、防護、防寒、潜水の常識よりもそれが優先する。体は深海の冷たさに耐えられる。
サメを念頭に、30~40m中心の特攻潜水だ。
6m、1トンを超えるホオジロザメが打ち上がっていることもあったが・・
いちいちサメを気にしていたら、どんな場所でも潜る調査ダイバーなど出来んが、無視作戦も通用しないこの時は・・・非常に迷惑
だった。
撃退した人も何人か手傷を負ったようだが、足などを噛まれてから反撃に転じたのだからやむを得ないだろう、命が助かっただけでも幸いだ。
お野人は最初から気付き、バトル直前は闘志満々、頭脳は冴えわたる。
最も接近した時に体をかわしながら鼻面の急所に狙い澄ました会心の一撃を喰らわせたので無傷、反転した尾ビレの水流で吹き飛ばされ海中で一回転した程度。
一撃と言っても・・水の抵抗が大きく空手の正拳では歯が立たない。
げん骨を握った真下、空手では「テッツイ」と言うがそれが一番。
しかも水中ナイフを持って金属の柄の部分をお見舞いした。
しかも手首のスナップを利かせて捻りを加えたのでスピードは増し、ダメージは大きい。
水中で刺しても歯が立たずサメが凶暴になるだけだ。
いつものエサではないことをわからせれば済む。
エサは・・絶対に・・サメを殴らない
サメは目ん玉が飛び出るほどびっくりしたから
・・反転した時の尾ビレの水流に巻き込まれたのだ。
そこまでやらずとも嫌がる程度、適当で良かった。
テッツイだけでも、あるいはナイフの柄でゴツン程度で・・急所を一撃。
そうすれば嫌がってゆっくり去って行っただろうな。
鉄槌を大きく振り下ろせば腕全体が水の抵抗を受けて正拳よりはるかにスピードは落ちる。
手を持って行く時は真っ直ぐ、当る瞬間にスナップを利かせたキツ~~いテッツイだな・・
水中でやってみればわかるが、手首の回転に抵抗はほとんどなくスピードは落ちない。
襲われた人達は何度もポカポカ叩き続けたと言う。
何事も叩き過ぎはよくないが、水の抵抗で力が入らないのだから仕方ない。
サメにとってはマッサージのようなもの、目ん玉に指突っ込んだ方がまだよい。
お野人の「水流護身術」は、数十年かけて創意工夫した独特の水術と空手古武術の合体技であり物理の応用。
世に出し人に教える為ではなく生き残る為に考案した。
結構役には立っているな・・今も。
先手必勝、省エネの一撃、おサメの叩き方講習
称して おサメ・ムーチョン ・・おわり
東シナ海流45 巨大鮫との対決
http://ameblo.jp/muu8/entry-10137721730.html
簡単 でも難しい鮫撃退法
http://ameblo.jp/muu8/entry-10084030706.html
水流護身術
http://ameblo.jp/muu8/entry-11752460698.html
東シナ海流20 海底の亡霊
http://ameblo.jp/muu8/entry-10100944449.html
く・・苦しい 息が~~~
にほんブログ村