じいさんが料理人達に言いたかったのは、「美味しく調理しなさい」ではなく、その「食材を理解し 食材を活かしなさい」だった。
それが一番美味しく食べられる方法・・つまりじいさんの言う「料理」であり「ご馳走」だ。
和食だけでなくフレンチ、イタリアンなど磨きあげた技術があればさらにその上に創意工夫を加えればよい。
言葉では簡単でも捉え方は人それぞれ。
理解し、活かすと言うことは感性ではなく「理性」、物理的仕組みを知ることが先決で、感性は調理で発揮すればよい。
じいさんが料理に物理を持ち込んだように野人は農業に物理を持ち込んだ、同じような思考回路なのだから。
自然界から生まれた孫子の兵法も「成るべくして成る」物理。
自然界の食材も、農業もまた物理の領域、感性と言葉で片付けられるものではない。
ちょっとした初期処理で食材は輝きを増し
後は適当でよい。
ビレッジでもてなす野人の適当な料理が食の常識を覆しつつある。
さすが・・じいさま
と 感謝している。
エピキュリアン料理はほんの少し「食材の本質」を学べば誰にでも出来る。
味付けなど好きなようにやればよい。
生か加熱か、塩味が醤油味かソース味かなどは好みだ。
ビレッジで野人が扱うのはすべてエピキュリアン食材と言えるもの。
協生農法の産物もすべてエピキュリアン料理の食材。
マリンビレッジで「エピキュリアン料理教室」開くかな。学ぶのは食べ物、個々の食材の仕組みであり、魚貝類においては簡単な初期処理法。
まことに面白い料理教室、いや、料理・以前教室だな。
人類が病む理由は「料理以前を見失った」からだ。
山菜に木の実、野菜に果物、肉タマゴ・・
「協生農法 協生理論」はエピキュリアン料理と共に世界へ波及させる。
つまり、じいさまも共について来る・・
と言うことになる。原人も読者もじいさまが大好きだから異存ないだろう。
お守しなくてよいのは楽ちんだが、もの足りない・・
バカ~・・もたまには聞きたいし
クソじじい・・とも言いたい
食に対するじいさまの思想が世界を変える。
じいさまの動機は単なる「食いしんぼ」・・だったが、その道理を目的に合わせて野人が活用すればよい。
豪華なホテルディナー、質素な庶民定食
、農業、畜産、健康環境対策、飢餓対策・・すべてに使える。
エピキュリアン料理の継承と波及、あらためて川上夫妻にお願いするかな。
東シナ海流47 野人の哲学
http://ameblo.jp/muu8/entry-10139306065.html
エピキュリアンおムーレツ
面白かった人・・
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