今日はビレッジの定休日だが、いただいたクチナシの株2本を掘り起こしに軽トラででかけた。
クチナシの近くには小梅の古木があり梅が鈴なり、ここまでビッシリ実を付けた梅は見た事がない。
ヤマハにいた頃果樹園、遊歩道、山林と、広大な敷地で数千本の果樹を管理していた。
梅だけでも百本は超え、小梅、中梅もあったが、このような鈴なりは初めてだ。
肥料どころか管理もせず放置したものだが、あっぱれとしか言いようがない。
実は毎年誰も採らないと言うので梅干し用に少々いただいたが、至る所にいる毒ケムシに悩まされた。
車の中でも野人のズボンの上を・・もそもそ歩きまわっていた。
クチナシを掘り起こすとまた毒々しいお方達 が姿を現す。
ムカデさんは・・殺さず、足で押して隣へお移りいただいた。
ヤマカガシさんは・・まだ赤ちゃん、指で首をつまんでこれもまた隣へお移りいただいた。
手に巻き付いて嫌がっていたが、言うこと聞かずちっこいのに威嚇するので仕方ないではないか。
ごめんね・・
毒毛虫やムカデを指でつまむ人はいないが、ヤマカガシも指でつまんではいけない。
む~さんは、マムシもハブも海蛇もヤマカガシも指でつまむが真似しないように。
ヤマカガシは毒蛇で、この50年で死者5名、重傷者30人以上記録されている。
毒はハブの10倍、マムシの3倍で強烈だが、牙に毒はなく小さい奥歯にあるので普通に噛まれても届かないが、指など細い部分は危険だ。
これは海のコブラとも呼ばれるエラブウミヘビにも共通している。
マムシと違って晴れず痛みもないから毒が注入されたかもわからない。
さらに悪いことに血清はごく限られた場所にしかないから治療は遅れる。
さらに始末が悪いのはもう一つの武器だ。
首の付け根にある「毒腺」から毒を飛ばし、目に入れば失明する恐れもある。
襲った小動物はこれで命を落とすこともある。
蛇の判別が出来なければ蛇で遊ばないことが大切、散歩中の犬は蛇に近づけてはいけない。
子供の頃この蛇で遊んだ人は多く、野人もその一人だ。
「ポチ」と名付けてポケットにも入れていた。
今思えば可哀そうな事をした・・
小指を噛もうと思えば噛めたのだろうが、危険が迫っても噛もうとしない。 奥歯ゆかしいからだな
ヤマカガシはマムシほど気が荒くなく心優しい。
毒があろうが無かろうが、蛇もカエルも虫達も懸命に生きている。
マムシ絶好調の季節1
http://ameblo.jp/muu8/entry-11575773401.html
マムシ絶好調の季節2
http://ameblo.jp/muu8/entry-11577347293.html
虫歯チェック すぐ済むから~