石垣島で協生農法をやっている土人さんからマンゴーが届いた。
土人さんとは、石垣島最北端で半農半漁の自給自足生活を営みながら、人類の自然循環生活への回帰を願い、多様な音楽活動をしているジャズミュージシャンだ。
昨年、一昨年と石垣島へ行き、野菜の他、協生フルーツジャングル計画や協生サトウキビ計画も練った。
届いたマンゴーを食べ・・・・
驚き 桃の木 マンゴの木
これまで食べたマンゴーの・・
比ではないほど旨かった。
野人はマンゴスチンは好物だが、マンゴーはそれほど好きでも嫌いでもない。
あれば食べるが買って食べることはあまりない。
あの独特の、鼻にツンと来るヤニのような臭いと味が気になるのだ。
このマンゴーにはその独特の臭いも味もなく、さわやかな甘さと香りが口中に広がる。
「これ・・本当にマンゴーかな」と思ったくらいだが間違いなくマンゴー、後味も爽快、脳ミソに
スカ~~っと青空が広がる。
これなら何個でも食えるではないか。
マリンビレッジスタッフも、「これまでで一番美味しい~」と夢中で食べた。
野菜も果物も肥料を与えるかどうかで味はまったく異なる。
肥料の味か、植物が自力で作った味かはすぐにわかり、ミカンでもビワでもイチヂクでもはっきり表れる。
草類の野菜は葉や実や根など全草に、草類が進化した樹木類は主に「果実」に土中の余計な成分を込めて地上に放出、分散しようとするからだ。
硬質の幹を持ち生長の遅い樹木類は草類と違って体型を変えず、葉の大きさを保ち、枝葉の数を増やすことで成分バランスを保ち長寿を維持している。
1年前後で本体から離れる葉や果実に過剰成分を集めようとするが、摘果すれば残りの果実は肥大、「摘葉」しても残りの葉は肥大しないことから、葉型は安定、実型は葉よりやや不安定な状況にあると言えるだろう。
糖分をはじめとする果実の成分は葉で作られるが、それに肥料分がさらに加わる。
つまり、果樹に与えた余分な成分の大半は葉よりも果実に集まり、摘果して肥大させればさらに濃縮され、本来とは異なる味になる。
美味しいと感じるか、違和感を感じるかは個々の感性。
木の実がそうであるように、果肉は動物に種を運ばせる為の仕掛け、必要以上に甘くすることも肥大させることもない。
木の実を食べ続け、本来の形、甘さの本質がわかれば判別は簡単だ。
肥料なしでマンゴーを栽培する人もいないだろうし流通もしていない。
無施肥のマンゴーはこれまで食べた事がなかったから味の違いがわからなかったが、やっとわかった。
甘味はかなり強いが、不自然な甘さは全く感じられない。
この日からマンゴーは野人の好物に加わった
土人さん、美味しいマンゴーをありがとう。
お礼に好物のスズキの生ハムを届けるからね
沖縄の今帰仁村にフルーツジャングルを作りかけてそのままになっている。
俄然・・・やる気になって来た
マンゴーを中心に広大なフルーツジャングル計画を進めよう。
野人しばらく石垣島と沖縄へ
http://ameblo.jp/muu8/entry-10706970175.html
土人果樹園と北の宿
http://ameblo.jp/muu8/entry-10712947326.html
土人宅の庭
フルーツジャングル防風林計画1
http://ameblo.jp/muu8/entry-10726872163.html
フルーツジャングル防風林計画2
http://ameblo.jp/muu8/entry-10726906036.html
フルーツジャングル防風林計画3
http://ameblo.jp/muu8/entry-10726942738.html
う~~む・・ 葉っぱ・・
野人と土人のパフォーマンス
http://ameblo.jp/muu8/entry-10755855483.html
野人原人ダチョウクラブ
http://ameblo.jp/muu8/entry-10756114897.html
自称 土人 こと
ジャズアーティスト Z A K I さんのブログ
自給自足イケイケミュージシャンの日記
野生化の時代
SMAPの曲も作った