5月半ば、宮川河川敷のノイバラが満開、辺り一面に甘酸っぱい香りが漂っていた。
草刈り整備ではクズと並んで嫌われるが、成長が早く逞しいのでバラの台木として、果実は薬用として使われる。
カラタチがミカン科の苗木の台木に使われるようなものだ。
ローズヒップティーと言う言葉は昨年聞いた、
ローズちゃんのヒップ が頭に浮かんだから簡単に覚えられたが、イメージが浮かばないと野人に言葉は覚えられない。
好きな歴史の授業でも、人名、地名、年代などさっぱり覚えられずドンケツが定位置だった。
数学は簡単でも数字はさっぱり・・会社や自宅の電話番号、番地、車のナンバーはもとより、暗証番号も駄目で、何度失効したかわからない。
手帳も持たず、予定もそうだが今日が何年の何日の何曜日かわかる日はほとんどない。
石垣島で食べて旨かったチュラガー・・・今は覚えたが・・
「おい原人・・これ 何だ?」
「チュラガーです」
「おい・・」
「チュラガー ・・・」
10回くらいこれが続いた。
「豚の面の皮 ツラカワ~ と覚えて下さい」
やっと名前が安定した。
その原人が、昨年このノイバラの実を旨そうに食っていた。
同行した庭人も虫人も食ったが・・野人は食わん。
講習で名前を覚えて初めて口にした原人は感激、和製ローズヒップと名付けた。
生薬名は「営実」で利尿や下剤として利用するが、試した原人に言わせればそうでもなく、うんこが・・・非情に快適にスムージ~に・・出るそうだ。
ローズヒップとして売られるのは、ドッグローズと言う種の実らしいが、ノバラの花が落ちた後に出来る膨らみがローズヒップと呼ばれている。
どう見てもラッキョのちっこいのにしか見えないが、ヒップとはお尻ではなく「野ばらの実」と言う意味のようだ。
漢字はイメージが湧くが、オーガニック、マクロビ、ロハス、エコ、カルチャーなどの単調な横文字はどうも野人には馴染めない。
ちなみに小学校の頃、漢字は読めるがさっぱり字を書けず覚えられず、何とか字画の少ないひらがなが書ける程度だった。
それも常に・・「ミミズののたうち回った字」と、達筆の母に酷評され、高校の時に念願だった作家の道をあきらめた。
皆が習字に励んでいた頃、筆をモリに代えて魚を追いかけていたから仕方ない。
だから、今こうして、打つだけで済むパソコンでうっぷんを晴らしている。
書かずに打つだけなら・・いくらでもたらこでも打てる。
メダカの学校 ローズヒップ試食
http://ameblo.jp/muu8/entry-11168253848.html
甘い「鎌の柄」の実
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石垣島画像 調理宴会
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