イ~カい・・よく聞きなさいね。
日本人は大のイカ・カニ・エビ好きで、イカの消費量は世界の年間漁獲量の半分・・
地球のイカ資源を食い尽すほどの勢いだ。
イカと言っても色々あるが、イカに詳しい人はそう多くはない。
海洋狩猟民族のむーさん・・海のたんぱく質の大半の種を捕まえて食い尽したので捕獲法も調理法も味の違いにも食わしい
高校から潜水漁労で稼ぎ、寿司屋のカウンターに通っていたくらいだ。
大学でもリチャードギャンブルで卒業まで安定高収入、毎月寿司屋通い・・今より懐は温かく理の芸が青少年の暮らしを支えていた。
仕事もずっと狩猟一直線、人生の大半、海と山を食い尽すことに費やせばバカでもイカでもわかるタコむかご・・
他の魚類同様にイカも地方によって呼び名が変わり、食用にされる主なイカは薄く半透明のアクリルのような甲骨を持つスルメイカ、ヤリイカ、ケンサキイカなどと、船形の甲骨を持つコウイカの種だ。
イカスミと言えばパスタだが、セピアと言う顔料にも使われていた。
初期のモノクロ写真にもイカスミが使われていたが、古い写真はスミイカの背のような薄い褐色に色褪せたのがセピア色の語源だ。
スミは絵の具やインクにも使われていたが、同じ軟体動物でもタコのスミはすぐに分散して視界を遮る煙幕、イカは自分の体に似た形のダミーをブっ放しスタコラ逃げる。
潜水艦が敵の魚雷のスクリュー音センサーをごまかす為に魚雷発射管から放つあのダミーと似たようなものだ。
イカとタコの墨、ダミーパスタとエンマクパスタの味の違い・・確かめてみるか。
ネットリ感とサラサラ感の違いだな。
イカを語ればイ~カげん夜も更けるが、
コウイカの甲骨は漢方薬、イカの内臓は初期の液晶に使われていた。
モンゴウイカとは正式にはコウイカの仲間のカミナリイカのことだが、輸入物やスミイカも含めて呼ばれることが多い。
南方系のコブシメもコウイカで巨大になる。
漁獲量や味で価格は異なるが、どのイカもそれぞれ持ち味があり旨い事には違いない。
塩辛には肝が最も肥大して大量に水揚げされるスルメイカだが、甘味が落ちるのが早く刺身が旨いのは活きている時だ。
人気が高いアオリイカは処理さえ良ければ冷凍しても甘さは落ちず、ケンサキイカはアオリイカより柔らかくて甘い。
同じコウイカでもカミナリイカは最初から甘く、イキの良いスミイカの刺身はコリコリと食感は抜群だが甘味はなく、翌日か、一旦冷凍するとねっとりと甘くなる。
野人はアオリイカもスミイカもカミナリイカもスルメイカもヤリイカも自在に釣って食えるが・・
慈悲深いお方から・・生きたイカをいただいて食べるほど幸せなことはない。
ゲソの付け根2か所を 切っ先でツンツン突くと・・
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