スミイカの刺身
前日に続いてこの日も新潟からやって来た桃太郎に農園で講習。
午後からは志摩の金太郎が今野華都子さんを連れて来るし、大磯から伊勢へ越してきた風人も合流する。
しげちゃんのりちゃんいくちゃんに桃太郎も加わり賑やかな昼食になる。
食いものはたくさんあるが腕にこよりをかけてイカスミパスタも作ることにした。
活きたモンゴイカを十数匹仕入れたばかりなので材料には事欠かない。
肉厚の胴体は当然刺身、甘くコリコリして旨い。
アオリイカ、ヤリイカ、アカイカは細胞が活きている当日が甘くて美味しいが、モンゴイカの食べ時は翌日だ。
炒めても天ぷらでも抜群に旨いのだが、パスタはゲソで十分間に合う。
野人流のイカスミパスタには必ずイカ肝が入るので鮮度抜群のイカしか使えない。
大きな肝を持つスルメイカはスミ袋が小さく、塩辛には向いているが刺身の味も価格もモンゴイカには敵わない。
今回のモンゴイカの学名は「スミイカ」で、イカ類最大の墨袋を持っているからイカスミパスタも簡単に出来る。
肝はスルメイカに比べて小さいのだが、一匹500gを超えるイカを使えば十分に足りる。
つまり鮮度の良い大型のスミイカが手に入れば旨い刺身とスミ肝パスタが食える。
ゲソを肝ごと刻んでオリーブオイルで炒め、味付けはむー塩とコショウ少々、これにイカスミを加えて茹でたてのパスタに絡めるだけだが、酒やワインを使っても良い。
イカと肝とスミの純粋な旨味を味わうなら余計なものはいらない、むー塩だけで十分だ。
調味料を必要としないくらいアミノ酸が凝縮されている。
イカ解体特訓とイカスミパスタ
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