冷凍して数日の実験では新茶とまったく変わらず、6月半ばの体験でも変化はなかった。
今回の10月末の試飲で野人は驚愕した。
しげちゃんのりちゃんがホットプレートで仕上げたが、香りも味も強烈、これまでに飲んだお茶すべての中で一番旨かったのだ。
ご存知のように野人は茶屋人と違って茶の味がよくわからず普段も飲まない。
それが・・生まれて初めて「香り」が良く「旨い」と感じた。
茶にお世辞言ってもはじまらん、正直な感想だ。
この日の夕方、茶屋人は一族友人達十数名とマリンビレッジで持ち込みBQパーティを始めた。
酒で酔い加減のところに、パーティに参加していたしげちゃんのりちゃんが茶屋人にこの茶を飲ませた。
茶屋人は旨いと言って飲んだが、酒に没頭していた。
翌朝、目覚めてからやっと重大さに気付いた。
電話で、「あの滅法旨いお茶は何だ?」「この時期にあんな茶があるはずはない」と・・
茶屋人の冷凍庫にもマリンビレッジで真空パックした茶が眠っているのだが、すっかり忘れているようだ。
5月に茶屋人が作った茶だから、自分の作った茶に大感激したことになるな。
茶屋人もこの時期に出来立ての新茶の香りを味わったのは初めての事。
茶屋人が感激、いくちゃんしげちゃんのりちゃんだけでなく、茶の味に鈍い肉食野人が「う~む・・」と唸ったくらいだから至極の逸品には違いない。
理論通りに事は運び、実験は大成功だ。
まだまだ味実験は続くが、1年経って次の新茶の時期になっても大丈夫だろう。
これから来年の春までの手揉み茶作り体験用に用意したが、どうしても家で作って飲んでみたい人にはお分けするが数に限りがある。
重さと価格は「ボージョレむー坊の生茶2」に記してあるが、仕上がり量のg当たりの価格は新緑茶と大差ない。
違いは、いつでも最高の香りの新茶が飲めると言うことで、お茶好き人間の夢を適えてあげたことだな。
読者の中にはお茶マニアは少ないかもしれないが、全国的に見れば市場は無限だ。
むー農園の収穫体験ランチに来た時、塩だけでなくお茶作りにもチャレンジしてみればよくわかるだろう。
やれば辺り一面に新茶の香りが漂う。
お正月は・・ホッカホカの手揉み新茶の香りで迎えましょうね。
生葉からの手揉み茶作り
http://ameblo.jp/muu8/entry-11245846139.html
茶揉み~る
http://ameblo.jp/muu8/entry-11252827360.html
協生みずこぞうの おっ茶ん
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