ボージョレむー坊の生茶 実験結果1 | 野人エッセイす

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今年の5月、ボージョレむー坊の生茶を紹介した。

農薬肥料をまったく使わないむー茶園の一番茶の最高の新芽を工場で8割荒揉み、取り出して真空パック冷凍したものだ。


夏を過ぎれば新茶の香りも味も徐々に薄れて来る。

深蒸し茶の品質はさほど変わらず、紅茶は逆に熟成して味も香りも良くなってくる。

紅茶は熟成させるワインのようなものでそれも実験中だ。


緑茶の味や香りが落ちるのは、その製法と保存方法から「酸化」が進むからだ。

酸化とは酸素と反応して細胞が変化することであり、酸素に触れなければ変わらない。

完成茶葉では不可能で、生葉でも空気の隙間が出来るし仕上げが大変だ。

茶工場で生茶葉を蒸して荒揉み、細胞を壊せばあとは乾燥させるだけだが、このしんなりした状態で真空パックすれば空気は遮断出来る。

つまり残された工程は乾燥仕上げだけだ。


理論からすれば新茶とまったく変わらず、香りも味もそのままのはずなのだ。

新茶は春先しか味わえず、それが業界の常識でありお正月に新茶を飲んだ人はいない。

このボージョレむー坊を紹介、99%確信していたが、はっきりした答えは秋に出すつもりだった。

野人理論はすべて組み立てた方程式を実践、出た答えを公表している。

思いや想像ではなくあくまで物理であり、答えは予測と異なる場合もある。

異なれば原因を突き止め実験をやり直せば良い。

何十年もこの気が遠くなるパターンを繰り返したからこそ野人エッセイすが書ける。

「野人エッセイす」は皆が敬遠するややこしい数式物理を簡単な理科に置き換え、涙とお笑いのエッセイに変換したものなのだ。


これが完成すれば茶の常識は変わる。

常識だけでなく、茶とは、植物とは大地とは何かを理解するきっかけにもなる。

その先に見えるものは荒廃した茶園の復興であり大地と地下水の正常化だ。


道理を理解した茶屋人もこれに賭けて気合いが入っている。
一番美味しい状態の本来のお茶が家庭に流通すれば茶業界も変わるだろう。


はてさて・・おっ茶んの実験結果は如何に・・次回



ボージョレむー坊の生茶1

http://ameblo.jp/muu8/entry-11255406359.html

ボージョレむー坊の生茶2

http://ameblo.jp/muu8/ent ry-11255426105.html


茶人エッセンス 物語の始まり

http://ameblo.jp/muu8/entry-10744132392.html


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既に悟りを開いた原米茶人