生命溢れるムカゴの生食 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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ムカゴとは自然薯のつるに無数に出来るイモのこぶのようなもので、話せばややこしい。

植物の繁殖方法の一つと考えれば良い。

栄養繁殖とも言い、花や実を経由せず勝手にポコポコはみ出て肥大する何とも便利な分身だ。

自然薯の種イモだから中身は自然薯と同じ。

岩だらけの山の赤土から苦労して自然薯を掘るよりはるかに楽に採取出来る。


一般的な調理法は「ムカゴめし」「塩茹で」「素揚げ」など加熱ばかりだが、よお~~く考えてみなさいね。


自然薯や仲間の長イモなどはどうして食べるか?

加熱もあるが大半は生食だ。

だからムカゴも生食が一番美味しく食べられる。

簡単な道理なのだがムカゴ生食料理は探しても見当たらない。

これはこうするものだと言う先入観ではなく、自らの頭で普通に考えれば良いではないか。


「え~~? 生で食べられるんですか~?」

圧倒的に多いこの質問に答えるのが面倒で、くどくど解説もしない。

むーさんは・・生徒達の「エサ係」ではなく、海や山や川や畑を通して森羅万象の道理を教えているのだから・・

このムカゴを手本に思考回路を見直しなさいね。


消化酵素を大量に含むムカゴは生でいくら食べても何の問題もない。

短冊にするまでもなくちっこくて食べやすいサイズなのだから包丁もいらない。

そのまま口に放り込めば簡単なのだが、飽きたらサラダに入れるなど他の食べ方を考えればいい。

野人が言う「ムカゴ」とはあくまで山のムカゴであり、畑で栽培した自然薯や他のイモ類のムカゴとは異なる。

野菜や栽培自然薯同様に肥料で膨張させ短期収穫したものは味が薄く香りもなく水っぽく、買って何度か食べたが、ムカゴ本来の生命力は感じない。

ムカゴは生命のサプリメント、知っていれば山で遭難しても命を繋げる。

葉が黄色くなってムカゴがなくても、足元を見れば落ちているから12月になっても採取出来る。

簡単に採れて生食出来る木の実、自然薯、ムカゴ、ヤブランの根のコブなど、知っているかいないかが生死の分かれ目になることもあるだろう。

遭難やライフラインが断たれた場合だけでなく、常日頃からこれら山の植物に馴染み、四季を味わう食生活を楽しんでいれば病に苦しむことも減少するだろうな。


カーサンのむかご・・
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アケビとサルナシ
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ムベ 常緑  別名常葉アケビ
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アキグミ
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生命のサプリメント

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木の実パワーの実例

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野人の食卓 木の実乱舞

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12月 ムカゴを拾う原人

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植物からのメッセージ 種の陰謀

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タネ太郎ムーからのメッセージ

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タネよ タネ・・


この世で一番美しいのは・・・目



お・・お答えします


それは  タネ ビックリマーク 


あ り が と  ・・・ 

    ・・

    ひらめき電球