自然、天然、大地を重視、それを最初に掲げる栽培、ライフスタイルを実践する人達は、見聞きした知識や常識に囚われることなく今一度原点に返って考えてもらいたい。
自然の産物とは、自然界の仕組みが生み出した産物。
この森羅万象の仕組みを簡単な理論としてまとめ、わかりやすく書き続けて来た。
長年の個々の思い、心にまでは入れないし運動家でもない。
理は思いとは異なり、判断とは理であり、物理のように誰が解いても答えは同じになるのが理。
人間が良かれと思って与える肥料は植物にとって異物であり、土中からの廃棄物。
細胞が必要以上に膨らむのはこれらの吸収廃棄の為であり、土壌を健全に保つのが持って生まれた植物の使命だ。
地表で分解され無機質となり、雨水に溶けて土中に浸透する成分は地下水から海には流さない仕組みになっている。
そうしなければ地球は汚物だらけになり、分解分散なくして誕生はあり得ないからだ。
大雨で表土を流れた有機無機成分は川の水生微税物や植物に分解分散され海まで到達するのは適度な量となる。
今は、植林、農地、宅地、循環の仕組みを度外視した排水、河川構造が「濁流」を海まで運んでいる。
大昔から飲用水として利用されてきた井戸水が飲めなくなった時にその原因に気付くべきだろう。
何万年も飲めた地下水を汚染させる農法が道理に適っているはずもなく、健全とは言えない。
長期にわたってその野菜を食べ続けた人間がその無理を一番体で感じているはずなのだ。
続く・・
有機物を土中に入れる「無理」
http://ameblo.jp/muu8/entry-10291014051.html
緑の大地だったサハラ砂漠
http://ameblo.jp/muu8/entry-10296296020.html
肥えた土など存在しない1
http://ameblo.jp/muu8/entry-10460842584.html
肥えた土など存在しない2
http://ameblo.jp/muu8/entry-10460862230.html