深山の野生ミカン | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

お・・

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お~~~~音譜
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ハナ 崖を下りる
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草仙人ハナを乗せて車で山に登り、停まって降りては樹木講習をやったのだが面白いものがあった。

道路の崖下に見えるのは夏ミカンのようだが、標高300mの急斜面で繁った樹木の中だ。

完全な自然林で農地ではないから植えたものではない。

おそらく鳥が運んだ種が発芽、森の中で生き残った柑橘類だろう。

木陰なので鈴なりとはいかないが何個かはとれそうだ。

下りて行こうとしたら、若手のハナが行くと言う。

10個もとれなかったが、強烈な個性を放つ野生ミカンだ。

大きさは小ぶりの夏ミカンくらいだが、皮も実も固く締まり硬球ボールのようで、その表面は市販のハッサクやアマナツの皮とも異なるゴツいレモンのような風格。

色艶が素晴らしく、青筋が盛り上がり輝いている。

傷も汚れも目立たず、本来は農薬不要という当たり前の主張をしているようだ。

硬い上に青さも残るしどう見ても酸っぱそうで、苦手な野人は腰が引ける。

輪切りにして見ると強烈な生命エネルギーに思わず唸った。

その味は、旨い~!とまでは行かないが、酸っぱくはなく抵抗なく食べられた。

ミカンやコミカンの濃厚な味と違って協生野菜やむー茶のような雑味のない素朴な味だ。

接ぎ木ではなく種から生まれ山で育ったこのミカン、お気に入りに追加しておくかな・・・



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あおすじ・・
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う~~む ・・
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風呂に入れてみるか・・ ヘナアタマ洗お・・
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昨年10月 原人の木の実がり

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