今世界に目を転ずれば、アメリカではトランプ大統領だいとうりょうが独裁者のごとく憲法と法律を無視した大統領令だいとうりょうれいを乱発してやりたい放題のせいを行っております。
 先日も、アメリカ国内2.700か所で反トランプのデモに700万人が参加するなど社会の分断が深刻化し、いつ内戦状態になっても不思議ふしぎではない。
 このトランプの暴政の影響は同盟国にも及び、自由主義陣営の結束は揺らぎ、こくさい秩序は音を立てて崩れ出しております。
 一方、ロシア・北朝鮮と連携するちゅうごく台湾たいわんの武力統一に向けた準備をそくさせています。
 ぐん演習えんしゅうは常態化し、東シナ海では挑発ちょうはつ行動こうどうが日々エスカレートしております。
 こうした激動緊迫の情勢の中で、対中きょうこうしゅきょうこうたかいちなえせいけんが誕生しました。
 たかいちなえみんとう執行部の顔ぶれを見るに、日本にっぽん最大の極右団体日本にっぽん会議のこっかいいん懇談会のかいちょうふくかいちょう等の幹部でほぼ固められる。
 また、官邸じんを見ても安倍あべせいへ回帰した感がある。
 そして、たかいちなえせいけんの経済政策はアベノミクスの路線を引き継ぎ「責任ある積極財政」を目指すという。
 しかし「責任ある」と言いつつも、実際にはさらなる財政出動とこくさい増発を意味しております。
 そもそも、アベノミクスによる異次元金融緩和で日銀にちぎんが大量のこくさいを保有した結果、金利上昇によって日銀にちぎんの財務悪化リスクがてきされ、政府債務は1,300兆円を超え、日本にっぽんは借金大国となっております。
 その中での積極財政の継続は、一度市場の信認をうしなえば金利の上昇や円安を招く可能性があり、最悪こっさんやハイパーインフレを早める恐れがある。
 何より、防衛費の増額など軍拡に前のめりのたかいちなえせいけんちゅうごくとの緊張を高めることは必至で、台湾たいわんゆうの際、その対中きょうこう姿勢が否応なく日本にっぽんを戦争当事国になさしめるけんをはらんでおります。
 その時日本にっぽんちゅうごくの核ミサイルの標的となり、血祭りにあげられる。
 2020年代後半に至り、亡国のテンポはそくをつけて早まっております。
 すべては、仏法ぶっぽうより事起こるの災厄であれば、いかに日本にっぽんが防衛力を高めても亡国を避けることはできない。
 この亡国日本にっぽんを救う道は、ただ一つ、こくりつ戒壇かいだんこんりゅう以外にはない。
 そこに顕正会は、急ぎ三百万を成し、第三度の一国いっこく諌暁かんぎょうに立たなければならない。
 これこそ、遺命ゆいめい実現に命尽くまで戦われたせんせいであります。
 今週の月曜日の時点における全顕正会のづうは三万の誓願せいがんを突破する30,811名の前進ぜんしんが叶っておりますが、何としても迎える11月で四万を大きく突破して、270万を超す大前進だいぜんしんを成していきたい。
 さあ、本年のさいしゅう法戦ほうせんも残すところ1月であります。
 さんかいで固めたちかいを胸に、全組織がだいせいちょうあかしを現わし、りょうぜんにましますあさせんせいに全員でおこたえしてまいろうではありませんか。


令和7年 10月25日 10月度 総幹部会 浅井会長指導

令和7年 10月27日 10月度 男子部班長会 行成総男子部長指導

令和7年 11月15日 日目上人御報恩勤行会 浅井会長御挨拶