本日、日目上人御報恩勤行会を謹しんで奉修させて頂きました。
只今、令和2年の御報恩勤行会における浅井先生の御講演を拝聴いたしました。
先生より、久遠元初以来の師弟にてまします日目上人の大聖人様への常随給仕、血の滲む教学研鑽と巧於難問答の行者の御力、驚異的な死身弘法と42度の国家諌暁、そして最後の天奏におけるその崇高なる御遷化のお姿を具さにお伺いし、熱涙を禁じ得ませんでした。
今私達がかかる日目上人の大忠誠を如実に拝し奉る事が叶うのは決して当たり前ではなく、浅井先生の弟子となり得ればこそであれば、有難さが幾重にも込み上げてまいります。
ことに
「もしこれを為さねば大聖人様に申しわけない。例え途上命尽くるとも、その時は弟子に申状を奏上せしめん」
との最後の天奏に臨まれた日目上人の御決意について先生は
「齢すでに60代になる門下の高弟を供に選ばれた事を以ての万一の代奏に備えての御意」
と、その深きお心を拝し奉られましたが「例え途上命尽くるとも」とのお心こそ先生御自身の御決意そのものと涙が溢れました。
先生の66年に及ぶ血の滲む激闘、その命尽くまで貫かれた大忠誠のお姿は「先師の地望を遂げんが為に」との日目上人のお心そのものであられます。
この先生の激闘を眼前に拝見させていただいた我ら遺弟こそ先生より託された御遺命成就の御奉公に身を捨てて立つべきであります。
いよいよ台湾有事が現実となれば、アメリカの下請けとして日本が最前線で戦う状況となる事は火を見るより明らかであり、その時「自惟孤露、無復恃怙」となる日本はいよいよ「日蓮大聖人こそ日本国の柱であられる」事に目覚めるのであります。
正系門家が濁乱の極にある現在、広宣流布・国立戒壇建立のお手伝いを申し上げるのは顕正会以外には断じてあり得ません。
されば、本日の御講演を深く心腑に染め「顕正会第二の原点」という、重大な節目を刻んだ大事の本年の最終法戦、四万大突破の死身弘法の赤誠を以て、霊山にまします浅井先生に全員でお応えしてまいろうではありませんか。
令和7年 10月25日 10月度 総幹部会 浅井会長指導
- 説明
- 顕正会こそ広宣流布を進める唯一の団体
- 日興上人・日目上人の富士大石寺の源流
- 富士大石寺の源流のままの浅井先生の激闘
- 正本堂の崩壊
- 池田大作の悪臨終
- 公明党の政権与党離脱に見る学会の崩壊
- 広布前夜の亡国の危機は刻々と迫る
令和7年 11月15日 日目上人御報恩勤行会 浅井会長御挨拶