ネーミングの威力 | Soul mate eleven のブログ

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新鳥栖『道の市場』を2021年9月9日に鳥栖でオープンいたしました。『道の市場』が皆様に必要とされるブランドとなるよう、日々奮闘しております。

ブログで日々、学んだこと、チャレンジしている事をアウトプットしています

Soul mate eleven
牟田 和裕

2〜3月のフェアやバルセロナで名前を決める事が多く、今ずっと考えていますが、僕のポンコツ脳じゃ全然浮かんできません。


なので、改めてネーミングやブランディングの勉強、復習をしています。


今日は昨日、勉強したメモから。


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商品が売れない理由の9割はネーミングである。

元々は全然売れてなかった3商品。


①缶入り煎茶

②ストリングチーズ

③防風通聖散



①は「お〜いお茶」にして売上は6倍の40億に。

②は「さけるチーズ」へ

③は「ナイシトール」に変更して小林製薬最大の売上商品に。


キャッチコピーではなく、ネーミングを変える事が1番の販促になる。


商品を変えなくても売れた事例が山ほどある。


「フレッシュライフ」→「通勤快足」へダジャレにネーミング変更してターゲットもわかりやすくなり売上は15倍へ。


「モイスチャーティッシュ」は「鼻セレブ」へ変更して売上は10倍。


日清の「カップカレーライス」は「カレーメシ」に変更して売上は2倍。


「きざみ海苔バサミ」は「秘密を守り切ります」に変更して100倍。


「優子」は「天使のブラ」へ。


「豆ダッシュ」は「チョロQ」へ。


「みだくなす」は「ラフランス」へ


無印が販売していた「たためるジャケット」は「旅に便利なジャケット」へ


他にも


「WEST」→「BOSS」

「クララ」→「龍角散ダイレクト」

「ヨシダチャイニーズソース」→「ハワイアンバーベキューソース」

「京浜女子大学」→「鎌倉女子大学」

「相模工業大学」→「湘南工科大学」

「もくねんさん」→「おがくずねんど」


など、名前リネーミングだけで売れた事例はキリがない。


リネーミングに遅い事はない。

より良いものがあればいつでも変えて、ブランディングすべき。

それほどネーミングには力がある。

埋もれてる商品が世の中に見つかる可能性が高い。


ネーミングの一つのコツとして。

商品の説明や機能を盛り込むのではなく。

その商品(サービス)の効果やメリットを入れるのが大事。


ハンドマッサージコース

ヘッドスパコース


↑じゃダメ。

同じ内容でも


すっきり小顔コース

髪のボリュームアップコースなど


お客様が受けるであろう「メリット」を連想する名前にする必要がある。


ヤクルトは元気を連想させる「タフマン」

オイシックスは「甘い〇〇」ではなく「ピーチかぶ」「トロなす」「生キャラメルイモ」など、誰もが知っているモノと組み合わせてお客様を誘導している。


有名な最中屋さんでは

お詫び用の「切腹最中」

縁起がいい「景気上昇最中」(さいちゅう)


にする事で贈答品として思い出してもらえるネーミングに。


高級食パングループの屋号一例。


「まじやばくない?」

「考えた人すごいわ」

「午後の食パン、これ半端ないって!」

「君は食パンなんて食べない」


食パンはみんなお気に入りがあって習慣化しているので、まずは一回食べてもらうためのインパクトがある屋号、との事。


受験シーズンには

キットカット→キット勝つ

柿の種→勝ちの種

にしたり。


機械メーカーは

草刈機まさお

芝耕作

山もっとジョージ

などパロディネーミングで全国的に有名に。


みんなの記憶に残る名前であれば、たとえ会社が無名でも全国に名を轟かせる事だってできる。


それがネーミング。