『秋桜 コスモス』は、1977年10月にリリースされた山口百恵さんのシングル曲
19枚目のシングルで、この曲を歌った時は山口百恵さん18歳でした
憂を含んだクールな歌い方は、とても18歳とは思えませんね
歌声の節々にレベルの高さを感じます
やはり、すごい方だったんだと痛感しました
1976年にグレープを解散しソロ歌手になったさだまさしさんが
山口百恵さんに興味を持ってるという話を聞き
曲を依頼したのはディレクターだったそうです
さだまさしさんの自宅を訪ねて楽曲を依頼したらしいです
さだまさしさんは彼女の事について色々話を聞いた上で曲を書きたいと言われたので
定期的にさだまさしさんの家を訪れて百恵さんの近況や出来事などについて報告していたそう
そんな時
さだまさしさんのシングル「雨やどり」が大ヒットして多忙になってしまいました
会うことも出来ず、楽曲提供の話は立ち消えになりそうになってしまったそうです
ところが
そんな時に届いたのが「小春日和」と書かれたデモテープ
忙しい中、さだまさしさんは
妹さんの佐田玲子さんが嫁ぐ日をイメージして楽曲を書いていたそうです
そして
さだまさしさんの作られたタイトルは『小春日和』
その「小春日和」というタイトルは
プロデューサーの（故 坂井政利さん）の提案で「秋桜」に
当初、さだまさしさんはタイトルの「秋桜」を ”コスモス” と読ませるつもりはなく
本来の和名である ”あきざくら” とするつもりだったそうです
現在では「秋桜」は「コスモス」という呼び方をしますが
1977年以前は「あきざくら」と呼ぶのが一般的だったんですね
しかし山口百恵さんの『秋桜』がリリースされて大ヒットを遂げたことで
世間的な認識も「秋桜（コスモス）」という呼び方で現在まで定着しているんです
…「秋桜」と書いて「コスモス」と読ませる…
この曲がルーツだったのですね⤴️
意外でしたー
最近のニャン太（🐱）です
音出ます
（この時、右目が少し変でしたが目薬ですぐ治りました）
鹿田 聖さんからコスモス風呂が送られてきました
鹿田さんもすっかり寛いでいます
⬇️
明日からここがリクエスト葉書で溢れることです
それでは
初恋はロック♪さんリクエストの名曲
【ベツバラ・モンローちゃまの歌っちゃうわよコーナー】
③
②
①
秋桜
淡紅の秋桜が秋の日の
何気ない陽溜りに揺れている
此頃涙脆くなった母が
庭先でひとつ咳をする
縁側でアルバムを開いては
私の幼い日の思い出を
何度も同じ話くり返す
独言みたいに小さな声で
こんな小春日和の穏やかな日は
あなたの優しさが 浸みて来る
明日嫁ぐ私に 苦労はしても
笑い話に時が変えるよ
心配いらないと 笑った
あれこれと思い出をたどったら
いつの日もひとりではなかったと
今更乍ら我侭な私に
唇かんでいます
明日への荷造りに手を借りて
しばらくは楽し気にいたけれど
突然涙こぼし 元気でと
何度も何度もくり返す母
ありがとうの言葉をかみしめながら
生きてみます私なりに
こんな小春日和の穏やかな日は
もう少しあなたの子供で いさせてください
作詞：さだまさし 作曲：さだまさし
新たな門出に旅立つ娘と送る母親の心情を細やかに表現していますね
大事な母親のために精一杯生きていこうと思える曲で
母親の大切さを改めて感じさせられます
一言一言嚙み締めるように歌うとこは
しっとりでありながら力強く聞かせてくれます
まさに後世に伝えるべき名曲ですね
11月29日から12月8日まで
音楽研修のためお休みします
また帰りましたら
よろしくお願いします🙇♀️
（どうかこの記事が最後になりませんように）
