さまようブログ -40ページ目

民族音楽

みなさん民族音楽は好きですか。私は大好きです。なんとなくyoutubeから民族音楽を特集してみたくなりました。


・グルジアの男声合唱

http://www.youtube.com/watch?v=wg1gmmpsVmI&feature=related

グルジアはポリフォニー発祥の地とも。なんという声量。荒々しくも美しい。

・ブルガリアの女声合唱

http://www.youtube.com/watch?v=mrcgDhpS3uo

私が民族音楽にはまった直接の理由。不協和音の美。7/8拍子、11/8拍子などの変拍子もかっこよすぎです。何年か前、フィリップ・クーテフ合唱団の公演があり、聞きに言ったのですが、気づけば涙が頬を伝う・・・。

・モンゴルのホーミー

http://www.youtube.com/watch?v=NNVrmW0VL2I

一人で2つの音を出すホーミー。倍音が脳を揺さぶる・・・。

・ハンガリーのチャールダーシュ

http://www.youtube.com/watch?v=L3fYZDqb7qw

ヴァイオリンの超絶テクニック。2分半からが本気。

・インドネシアのケチャ

http://www.youtube.com/watch?v=RkxuPxdsZ58&feature=related

民族音楽とは微妙に異なる気もするけど、それにしてもまあすごい。

・日本の真言声明

http://www.youtube.com/watch?v=BuWwykzUJ34&feature=related

仏教なめんな。


2010年5月の気温


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 気象庁速報では 、2010年5月の全球平均気温は1971~2000年の平均気温に対し+0.36℃を記録しました。これは、5月としては観測史上2位の高温になります。

 高温傾向は相変わらず継続しています。今のところ、前例の無いほど強力なエルニーニョ現象が発生し、年平均気温が観測史上最高を記録した1998年と、非常に良く似た傾向を示しています。エルニーニョはこの春に終息したと見積もられており 、今後世界平均気温の高温状態はやや収束する可能性が高いですが、それでも今年の気温は観測史上最高を記録する可能性が高まってきたと言えそうです。




6/24追記

NOAA によると、この5月は観測史上最高気温となりました。


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おかえり、はやぶさ

 小さい頃、ボイジャーの特集番組を何度も繰り返し見ていました。ミマスの異形や天王星の縦の輪、そしてなにより海王星の深い青!ビデオを何度見返したことでしょう。

 また、ハレー彗星接近の時は、ジオットのライブ中継をどきどきしながら見ていました。ついにジオットからの中継が途絶え、研究者が「すばらしい一夜でした」と纏めたことも、印象に残っています。

 どこまでも孤独に進んでいくパイオニアやボイジャー。自らは彗星のダストにより破壊されつつも情報を送り続けたジオット。科学的な興味とともに、このような物語性には強く印象に残りました。ボイジャーが海王星を過ぎ遥か遠くに進んだとき、最後に太陽系を振り返って撮影した「太陽系のポートレート」は、科学の持つロマンチシズムの結晶のようにも思えるのです。


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 1990年に、ボイジャー1号が60億kmの彼方から撮影した太陽系の写真。通称、「太陽系の家族肖像(Family Portrait)」。地球など、青白い点に過ぎない。偶然ながら地球は太陽光が差し込んでいるように見え、太陽の恩恵を示す象徴的な写真にもなっている。NASA HP より。


 

 今日地球に帰還するはやぶさもまた、ドラマに満ちた「生涯」でした。その物語に満ちた生涯ゆえでしょう、衛星探査という、科学の中でも日常に直接関係ない分野とは思えないほど、世間(特にネット)は盛り上がっているようです。

 私が所属していた研究室は、はやぶさがもたらすであろうサンプルの一部を分析する予定があったそうです。今は全く関係ない分野にいますが(全く、は言い過ぎかな?当時学んだ機器分析法手法は今でも十二分に役立っているわけですし)、懐かしい時代です。

 個人的な感傷とはやぶさの物語性がごっちゃになって、ちょっとだけしんみりする夜です。さて、ライブ中継を見守りますか。

北極の氷の体積

 南極の氷の体積が減少を続けていることは、以前の記事 で紹介しました。今日は北極です。 

 アメリカ雪氷データセンター(NSIDC)ワシントン大学極地科学センター によると、北極海の氷の体積は予想を超えた減少を続けているそうです。


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図1:北極海の氷の体積の経時変化。ギザギザの線が実測値、青い線が予想、灰色の影が予測の標準偏差。体積減少は予測を上回る速度で減少している可能性がある。



 北極海の海氷の面積は風や海流の影響を強く受けるため変動が激しく、人によっては「近年回復傾向にある」と主張しているようです。


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図2:北極海の9月の海氷面積の推移。「2007年以降回復基調にあり、北極の氷の減少は止まった」と主張する人もいるようだが・・・。


 しかし、いくら温暖化しているとはいえそこは北極、海表面が薄く凍るくらいの寒さはあるのです。最近問題になっているのが、「分厚い氷が減少し、薄い氷ばかりになっている」というものです。

 表面に薄く張った氷でも太陽光の反射率は高いので、地球全体を冷やす効果はあります。しかし薄い氷は何かのはずみで容易に消滅する氷でもあります。非常に不安定な状態になっている、といえるでしょう

スティーブン・ストラスバーグ



いやいやいや!なんだかちょっとボールがおかしいんじゃないですか!!
思わずそう言いたくなります。ナチュラルシュートのかかった速球もすごいけど、ブレーキングボール?がすごすぎます。
むしろ、パイレーツはよく2点取れたなあ、という感じですが。