IPCC AR5日本語要約
気象庁HPに、IPCC第5次報告書の日本語要約(政策決定者向け)が掲載されています。
http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/ipcc/ar5/index.html
2007年のIPCC第4次報告書と比較するといろいろおもしろいです。
http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/ipcc/ar4/index.html
当然ながら大枠はAR4とAR5で同じですが、特に予測が難しかった降水予測の面で確信度が向上しているのが目立つでしょうか。また、海洋の貯熱量や海水のpHなど、温暖化/温室効果ガス増加などの影響を如実に示すグラフも多数掲載され、一般の人に対しても説得力が増しているのではないかと感じます(偉そうに言ってますが私も一般の人ですな・・・)。
AR4のときの「最悪の予想」に近い値を人類は歩んできてしまっているな、という感じです。それにもかかわらず、温暖化に関するニュースが出ることが、少なくなってしまった気がしますね。まあ、短期的なことに目が行きやすいのが人間ではあるので、震災からの復興・景気・外交など、問題山積の現状ではしかたないことなのかもしれませんが・・・。
http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/ipcc/ar5/index.html
2007年のIPCC第4次報告書と比較するといろいろおもしろいです。
http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/ipcc/ar4/index.html
当然ながら大枠はAR4とAR5で同じですが、特に予測が難しかった降水予測の面で確信度が向上しているのが目立つでしょうか。また、海洋の貯熱量や海水のpHなど、温暖化/温室効果ガス増加などの影響を如実に示すグラフも多数掲載され、一般の人に対しても説得力が増しているのではないかと感じます(偉そうに言ってますが私も一般の人ですな・・・)。
AR4のときの「最悪の予想」に近い値を人類は歩んできてしまっているな、という感じです。それにもかかわらず、温暖化に関するニュースが出ることが、少なくなってしまった気がしますね。まあ、短期的なことに目が行きやすいのが人間ではあるので、震災からの復興・景気・外交など、問題山積の現状ではしかたないことなのかもしれませんが・・・。
お久しぶりです
日本国内の何割かの人が「スッキリ」する以外、何のメリットもない首相の行動に幻滅している私です。
さて、2013年の平均気温の速報が出ました。気象庁によると、2013年の全球平均気温は、観測史上2位の高温を記録したとのことです。
さて、2013年の平均気温の速報が出ました。気象庁によると、2013年の全球平均気温は、観測史上2位の高温を記録したとのことです。
気象庁HPより
IPCC第5次報告書第一作業部会報告
いよいよIPCC第5次報告書のうち、第一作業部会によるレポートが公開されました。
http://www.ipcc.ch/report/ar5/wg1/#.UlEOkyR7JAp
総ページ数、なんと2216ページ!ダウンロードしてみると、データ容量は158MBもありました。
第一作業部会は、温暖化の科学的根拠を検討する部会です(ちなみに第二作業部会は温暖化が社会や環境に与える影響を検討し、第三作業部会は温暖化の影響をいかに軽減するかを検討します)。
要点は先日紹介したサマリー通りなので繰り返しませんが、フルレポートには非常に多数の図が掲載されており、これを眺めるだけでも楽しいですし、温暖化に関する大まかな知見が得られるかもしれません。私もしばらく眺めてみます。
http://www.ipcc.ch/report/ar5/wg1/#.UlEOkyR7JAp
総ページ数、なんと2216ページ!ダウンロードしてみると、データ容量は158MBもありました。
第一作業部会は、温暖化の科学的根拠を検討する部会です(ちなみに第二作業部会は温暖化が社会や環境に与える影響を検討し、第三作業部会は温暖化の影響をいかに軽減するかを検討します)。
要点は先日紹介したサマリー通りなので繰り返しませんが、フルレポートには非常に多数の図が掲載されており、これを眺めるだけでも楽しいですし、温暖化に関する大まかな知見が得られるかもしれません。私もしばらく眺めてみます。