マトリョーシカ
ロシアのお土産と言えば「マトリョーシカ」、日本のこけしを真似してデザインしたと言われ、中からいくつも同じ人形が出てくるいわゆる「入れ子人形」だ。けれど、これをもらって嬉しいだろうか???
自分の経験から言うと、旅や海外赴任のお土産は「食べたらなくなってしまうもの」が一番だ。自分に何の思い入れもない土地の置き物をいただいたところで、それを自分の部屋の目立つところに飾りたいとは思わないし、結局はタンスのこやしとなり、いつ捨てようか悩まなくてはならなくなる。
ということで、このマトリョーシカ、私の場合は「義理のあるところ」のお土産にだけ使い、大部分の友人たちには別のものを選んだ。現在日本でも流行っている(らしい)「The Blue Day Book」のロシア語版だ。ロシア語がわからなくても愛嬌ある動物たちの写真は楽しめるし、キリル文字がちょっぴり異国情緒を加える。内容が知りたければ日本語版はどこの書店でも平積みされているし、気に入らなければ本棚でもかさばらない。
ちなみに写真の1セットは、「えっ、私、マトリョーシカがよかったのに」という奇特な友だちもいたので、彼女の元に行くことが決まっている。
- ブラッドリー・トレバー グリーヴ, Bradley Trevor Greive, 石田 享
- ブルーデイブック―誰でも落ち込む日がある。
「シュニトケとの対話」
- アレクサンドル イヴァシキン, 秋元 里予
- シュニトケとの対話
「シュニトケが好きだ」と言うと、たいていの場合、会話がとまる。そのくらい彼の音楽は素人が理解するには難しい。そういう私もこの本を読んで、自分が好きなのは「コンチェルト・グロッソ第1番」と「チェロ協奏曲」であって、彼の音楽を理解しているわけではないということがわかった。
彼はモスクワ音楽院で勉強し、そのコンサートホールの音楽監督を長年にわたり勤めた20世紀の偉大な作曲家だ。昨年は生誕70周年記念フェスティバルが開催されていて、たくさんのロシア内外の人気演奏家が彼の様々な作品を競演したので、かなりの数の作品を生で鑑賞することができた。運の良いことに、ちゃんと音楽的バックグラウンドがあって、それなりに彼のよさのわかっている友人が同行してくれたため、何も知らないわりにはちゃっかりと「解説付き」で鑑賞することができた。
この本はタイトルそのままで、アレクサンドル・イヴァシキンというチェロの名奏者とシュニトケの対話集である。2人の会話を通して、シュニトケの生い立ちや音楽の作り方についての考え方、様々な作曲家について持っている意見などを知ることができる。2人の偉大な音楽家の会話なので、単にシュニトケとこの中で取り上げられている作曲家についてよくわかるだけではなく、音楽に深く関わる人たちがどのようなことに目を向けているのか、だとか、何を勉強するとさらに楽しんで音楽を聴くことができるか、ということもわかり、今後の参考になった。
また、シュニトケの生い立ちにも興味を持った。彼は、ロシア生まれだが、ユダヤ人とドイツ人の血を引き、戦争を挟んでドイツとユダヤ、ロシアの間でかなりフクザツな経験をした。そんなに国際的じゃないけど、日本のどこの地方にも属していない自分との間に大きな共通点を見つけ、どうして彼の作る音楽が深く心に入り込むのか、なんとなくわかったような気がする。
ねこパンチ
私がねこパンチを身につけたのは、うーんと去年の今頃だったかなぁ。
きてぃの友だちが、私と同じくらいのアメショーを連れて遊びに来た。
私がもじもじしている間に、その子はすっかりくつろいで、ちゃっかりきてぃの膝に乗ったり撫ぜてもらったりしていた!ええっ、ここ、あたしんちよ~!
しばらくすると、その子は私のところに寄って来て、友だちになろうって言うの!私の家で、きてぃに甘えて、みんなの話題の中心になって・・・、くすん、くすん。。。くやしくて悲しくて思わず仕掛けた「ねこパンチ」。
そうそう、その子とはもう一度、よそのおうちで再会した。そのときはなんと、私の顔を見るなり、向こうからねこパンチを仕掛けてきた!くやし~。。。
それ以来、もしものときのために密かに磨いてきたこの「ねこパンチ」。昨日はオージーがしつこかったので、ちょっと使ってみた。【ムルカ】
このように人見知りなだけではなく「ねこ見知り」でもあるので、困っています。【きてぃ】







