チェロ大好き猫
人は何か新しい習い事を始めると、しばらくはそれに夢中になるもの。私のチェロも例外ではありません。
が、私が練習熱心なのには、もうひとつ理由があります。
・・・ムルカ姫
は、チェロ大好き猫なのです。
モスクワにいる頃からそうでした。ピアノ
を弾くと鍵盤の横に座ってにゃーにゃー大声で鳴き喚いて妨害するくせに、チェロ
を弾くと長いすに寝そべって気持ちよさそうに聴いていました。また、レッスンが始まると、必ずと言ってよいほど降りてきて、じっと聴いたり、お腹見せねんねをしたりしていました。低音が猫の耳にも心地よいのでしょうか。(もっとも猫好きのある知人に言わせれば「ピアノに合わせて歌っている
」とのことだから、ピアノの方がより好きという考え方もあります。)
一度練習を始めると、必ず部屋に入ってきます。前回のレッスンの際、先生用に置いたダイニングのイスをそのままにしていたら、いつのまにか、ムルカの指定席となってしまい、最近は毎日、私と向かい合って座ったりそのまま眠りに落ちたりします。
こうして、気持ちよさそうにチェロの音を聴いているムルカを目の前にしていると、短時間で切り上げられないのです。せっかく機嫌よくチェロの音を聴いているのに、ムルカ残して練習を中断してはかわいそう、という気持ちが、私を日々の練習に集中させる大きな理由のひとつです。
ムルカのうっとりとした顔に注目!後ろに見えるのはチェロのケース
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秘密兵器・モスクワ方式??
少し前からチェロのレッスンを再開している。先生は音大の大学院に籍を置く20代半ばの若い女の子。
さて、初めての日、褒めていただいたことがある。それは、弓を持つ右手にまったく力が入っていないこと。先生によれば、初心者が右手の力を抜くのは難しく、たいていの場合、ヘンなクセがついてしまったり、ガチガチのままだったりするものなのだそうだ。先生はかわいらしい女の子なので、ニッコリ微笑んで褒めていただくと、それだけでこちらも素直に気分がよくなってしまう♪
その秘密は、恐らく上の写真の金属製の輪っかだ。
これは、直径5センチ、幅1.5センチほどの円筒形の金属(恐らく鉄)の輪にゴムを通したものだ。円は二重になっていて、一重目と二重目の間には、小さな金属の玉の間にゴムをかませたものが挟まっている。円筒に通されたゴムの長さは1メートルくらいだろうか。この秘密兵器は、チェロは始めてから半年ほど毎日利用した。
ゴムの両端を持って左右に軽く引っ張ったり縮めたりする。両腕から余分な力が抜けていれば、真ん中の金属製円筒部分はきれいに自転する。どちらか片方の腕に力が入っていると均衡が取れないので自転しない。これを回す練習を、テレビを観ているときなど、手が空いているときにするように言われた。
チェロを始めた当時のロシア語力では、必要最小限の質問しかできなかったので、モスクワの音楽学校の生徒は皆、チェロを始めるときにこれで練習するのか、あるいは、モスクワの先生の独自の思いつきなのかはわからない。とにかく、このおもちゃ(?)と細かい練習メニュー、毎週毎週の腕の痛みに対する入念なカウンセリング、などが功を奏し、腕や肩などに力が入ったり、それが原因で痛めたり、ということは一度も経験することがなかった。
当時は、最初からどんどん曲を弾かせてくれる先生にバイオリンやピアノを習っている友人たちがちょっぴりうらやましくも思え、「一生の趣味にしたいから2年間でみっちり基礎を教えてください。」と最初にお願いしたことを後悔することもしばしばあった。が、2年のブランクを経て、こんなにすんなりとチェロを再開し、今、次のステップのエチュードが勉強できる状態にあるのは、モスクワの先生のおかげだと、今さらながらに感謝している。
※ モスクワでのチェロのレッスンに触れた記事はこちら。興味のある方はどうぞお読みください。
2006年12月3日 → ☆
2006年5月6日 → ☆
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番外編その6 -それぞれの休日-
日頃の充実ぶり(?)が祟ってか、今日はお昼近くまで起きられなかった。写真教室もその後覗く予定だったクラスメートのグループ展も梅田でのショッピングもぜーんぶキャンセル、ということで、以降、久々のゆったりとした休日を過ごす。
ムルカは、私が起きるとほぼ同時にお庭に出してもらい、最近のお気に入りの場所にどっしりと腰を下ろす。その後、私がチェロの練習をしている間だけ、チェロ部屋で一緒に時を過ごすと、また外に出て、今日は暗くなるまでずっとここで過ごした。(もちろん、時々ハンティングを楽しんでいたようだが、そのことについては、考えないことにしている。( ̄ー ̄;)
2階から撮ったのですが・・・。
しっかりカメラ目線なんです。(^▽^;)
まりあはまりあらしく、私の朝寝坊におおはしゃぎっ!夫が出かけた後、私の胸によじのぼってくると、嬉しそうに喉をゴロゴロ言わせて朝寝におつきあいしてくれた。その後、私がおきだすと、今度はリビングのソファで(ムルカとの争いの心配がない)のんびりとした時を楽しむ。
そして、本日のスクープはこちらっ!![]()
いくら写真嫌いなまりあでも、寝ているところなら大丈夫だろう、と、熟睡しているところをマクロ撮影してみた。シャッター音をオフにしていたのに、すぐに気配を察し、結局10枚くらい撮影したところで逃げられてしまったのだが、最後の方でこのアクビ顔の撮影に成功っ!(*^-^)b
番外編その5 -取捨選択-
4月から受講を始めたペットの写真教室。受講開始から早くも2ヶ月が経過した。
この写真教室、某大手総合カルチャーセンターの講座で、半年が1タームとなっているものだが、受講生の4分の3はリピーター、ペットの写真にすっかりはまりグループ展を開く方々もいらっしゃれば、元々写真をしていて今のテーマはペットという方もいらっしゃるようで、思ったよりもレベルが高い。投稿誌で賞を取られた方もいるらしい。
そんな中、教えていただいたテクニックや合評会で印象に残った諸先輩の写真を参考に、今までとは一味違う写真を撮りたいと日々思ってはいるのだが、いかんせん、以前に比べてにゃんずと過ごす時間が激減している。また、週末に家でゆっくりしていようものなら甘え攻撃に合い、とても、「猫と人間」としての距離を置いた付き合い方ができない。
というわけで、今週のお気に入りショットは、どれも、同系色のドアや床をバックにしたムルカ、茶色on茶色の色合いでおまけに光も電灯照明、と、まったく写真的には講座受講の成果が活かされていないものばかりだ。
でもいいんです♪
ムルカとの楽しいひとときが詰まっている自己満足写真ですから![]()
獲物目がけて立ち上がったムルカ、びゅんびゅん振っているシッポの感じがかわいいでしょっ![]()
その後、例によって、私が肩を貸すことに・・・(^▽^;) (撮影協力:オジサン)
こちらは、鬼ごっこ中にムルカ城に逃げ込み、しばらく息を潜めていた後、隠れるのに飽きて出てきたムルカ。実は私もいなくなったフリをして、そばでカメラを構えてずーーっと待っていたんですけど・・・。
足音がするにゃっ、誰にゃ、誰にゃっ???
あれはオジさんだよ、ムルカ。うちにはもうひとりニンゲンがいるのに、いつになったら慣れるにゃ??
さてさて。
こちらから訪問もできないのに、更新するたびに覗きに来てくださる皆さん、特にコメントやペタを残してくださる皆さん、いつもありがとうございます。
お仕事が忙しいわけでは決してないのですが、何しろ8年間もSOHOや駐在員のオクサンと、時間が自由に使える生活を送った後でのフルタイムのお仕事です。今までしてきたことのどれもに未練があり、なかなか取捨選択できません。その上、チェロを始め毎日1時間くらいは弾いていますし、仕事も楽しくって本当は家でも調べ物や企画の続きをしたい勢いをかろうじて自制している状態でして、現在は、1日が48時間くらい欲しい状態です。
そういう様々なことの取捨選択をし、整理ができたら、ブログはぜひ再開したいと思っています。また、皆さんのブログを訪問したりコメントしたりもしたいと思っています。
それまでは、番外編として細々とにゃんずの写真をアップしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
番外編その4 -進化するまりあ-
クリックで、まりあの「お~ば~け~」ポーズを大きくすることができます。
まりあが我が家にやってきたときの推定年齢は5歳。
正直なところ、そこまで成熟しきった猫の性格が、我が家に来たことによって変わるとは期待していなかった。まりあに期待していたのは、おっとりとした優しいお友だち、それ以上はなかった。
ところが、ところが・・・。
それから4ヶ月が過ぎた。
まりあの性格は、刻一刻と変化している。感情表現は日に日に豊かになってきたし、自己主張も強くなってきた。また、最近はふざけたりじゃれたりもする。
理由のひとつとして考えられるのは、徐々に緊張が解けていっている、ということ。まりあの緊張は、我が家という新しい環境に慣れることにより解けているのではなく、これまで経験した怖かったことやつらかったことは、恐らく二度と起こらないだろうという確信による部分も大きいように思う。
もうひとつの理由は、ムルカとの甘え合戦だ。
ムルカが我が家で溺愛されていることは一目瞭然。そこで、ムルカがする通りにすれば、自分もきっと愛されるに違いない、と思うのだろう。ムルカの寝そべり方、ムルカのご飯のねだり方、ムルカのお出迎えの仕方、色々なことを、そっくりに真似てみせる。それが、いじらしくて仕方ない。今朝などは、ムルカがいつも寝転んでいる、この事務机の足元に、ムルカとまったく同じポーズで転がっていた。
さらに、私が勝手に考えているもうひとつの理由は、生まれてからこれまで、長い長い間、たいした刺激を与えられることのなかったまりあの脳に、新しい家族との新しい環境で、日々、強烈な刺激が与えられ、5年経った今になって、脳が活発に発達し始めたのではないかということ。ムルカへのライバル意識もさることながら、一応、夫にも私にも「ネコ語」が通じるのだから、なかなか強烈な家族なのかもしれない。
生まれてから5年間眠り続けた「ホントウのまりあ」が、急に目覚め、成長を始めた、と考えると、何とも感慨深い。
デジカメが苦手なら・・・ということで、ケータイで撮ってみました。











