講座のお知らせ

 

12/4(日)ZOOM / 今年最後の講座をやります。↓

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の心の声は聞く必要があるか

 

「自分の心の声を聞く」意味は、

実際には「クソめんどくせぇ」と思っているのに、

「頑張ろう!」とか無理して耐えている自分に気づく、ということです。

 

 

 

じゃあ、「自分の心の声に従おう」というのは?

 

 

 

結論からいうと、

従った方がいい心の声と、

従わない方がいい心の声、があります。

 

 

 

例えば「私はできる!」という声が聞こえたら、

それは従ったらいいのでは?と思いますが、

「私にはできない!」と思う、その心の声には従う必要があるのか、

という話です。

 

 

 

だから、「自分の心の声」を、過大評価しないでほしいのです。

特に、みなさんが自分の「思考」と考えているものについては。

 

 

 

みなさんが自分の「思考」と考えているものは、

大体の場合は感情や習慣、思い込み、念、認知バイアス、色眼鏡、偏見、同調、

などによって現実のある側面にフォーカスが当たり、それが言葉によって定着したもの、にすぎません。

 

 

 

だから、自分の思考に従うというのは、

自分で自転車を漕いでいるつもりになっているだけで、

実はただただ「何かのレール」の上を外れることなく走り続けている可能性があるのです。

 

 

 

 

 

いったん、全てを疑おう

 

「自分を変えたい」と思うのであれば、

いやもっとシンプルに「生活を変えたい」と思うのであれば、

 

『自分は全て間違っている』

 

という前提に立つくらいがちょうどよいのだと思います。

 

 

 

”自分”というのもがあるということ自体も実は疑わしいわけで、

その”自分”に縛られるのは、もっともっと滑稽なわけで、

その”自分”に縛られて、「生活に不満」があるのだとしたら、

「これはいったいなんのプレイなんだ!」という話になってきます。

 

 

 

例えば、

 

「今日も嫌な1日がはじまりそうだ、、」という言葉が、目覚めた時に心に湧いてきたとして。

 

 

 

その脚本に忠実に1日を過ごすのか。

まったく違う行動をとるのか、を”決めている自分”に気づいてください。

 

 

 

惰性なのか、習慣なのか、それにあらがないのは恐怖心があるからなのか、

その理由はさておき、

今日の1日をどうすごすかを、”決めている自分”に気づくんです。

 

 

 

「今日も嫌な1日がはじまりそうだ、、」と湧いてきた

「それにしたがって1日を過ごそう」

 

と、どこかで決めたから、あなたは嫌な1日を過ごした。

 

そう考えるんです。

 

 

 

「天気がいい日は気持ちがいい」と思った次の天気がいい日に、

最悪の気分になっている自分に気づいたら。

 

 

 

天気がいいことではなく、

最悪な出来事の方に注目して、

「その気分のまま1日を過ごそう」と、そう決定している自分に気づくんです。

 

 

 

そして、

 

「その決定は正しいか?」

 

と、疑ってほしいんですね。

 

 

 

完全に、疑う。

 

 

 

 

 

 

疑わないのはなぜか。

それは『確実さ』がほしいからです。

 

 

 

どんなに嫌な気分だろうと、

それに抗わなければ、「嫌な気分でいる」という『確実さ』が得られるからです。

 

 

 

他人の意見を鵜呑みにするのも、

どんな言葉であれ受け入れさえすれば、また一つ自分の中に『確実さ』が増えた様な気がするから、ですね。

 

 

 

求めているのは変化ではなく、確実さ。

だから疑わない、だから、変化しない。

 

 

 

話を戻して、

「自分を変えたい」と思うのであれば、

自分を完璧なまでに、疑うべきです。

 

 

 

常に前進し続けている人、を思い浮かべてみましょう。

 

 

 

あなたはその人が『確実性』の下に意思決定や行動をおこなっていると思うでしょうが、

全く逆で、自分の中に仮定や予測は多少あるかもしれませんが、

ほとんどの場合は結局『やってみないとわからない』状態のなかで決定し、行動しているはずです。

 

 

 

だから変化するし、それを前進というのだと思います。

 

 

 

つまり変化したければ、あなたが一番欲しがっている『確実さ』を手放した方がいい。

それが、『疑う』ということです。

 

 

 

 

 

 

『疑う』というのは別に、何にでも天邪鬼になれ、ということではなくて、


『確かめようともしないのに、それに従うな』ってことです。

 

 

 

「どうせうまくいかない。」

 

「だから何?それがどうした?それあなたの感想ですよね?」

 

ってことです。

 

 

 

 

 

 

最近1年ぶりに加湿器を出してきて、

つけたら蒸気が出ませんでした。

 

 

なんどスイッチを押しても、でません。

 

 

 

結局原因は、部品の取り付け型が逆だったからだったのですが、

その加湿器を、去年「今年も使える状態でしまっている」という保証はどこにもないのに、「今年も使える状態でしまっている」はずという思い込みが、

部品の付け方を変えてみようという行動に、かなりブレーキをかけていることがわかりました。

 

 

 

こういうことは、日常生活の中で驚くほどたくさんあると思います。

 

 

 

「それが正しい」という自分の声を、

全部、疑ってみましょう。

 

 

 

 
 
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