念とは

 

 

念とは、自分が言葉をインプットしたりアウトプットするときに元になっている前提だったり、思っていること、です。




例えば、

転職するかどうかで悩んでる人がいるとします。




このときに、

「ハイクラス求人が多数!」という広告記事を見たとしましょう。




「ハイクラス求人が多数!」という言葉を目にして「やったー!」と思う人と、「はぁ、、」と思う人がいるはずです。




両者の違いは、「ハイクラス求人が多数!」という言葉をインプットしたときに、その裏にどのような前提や考えがあるか?です。




前者の人は、

「自分はハイクラスな仕事を任されるにふさわしい人間だと思う」だったり、

「ハイクラス求人を出せる会社だから業績いいんだろうな」だったり、

なにかしらポジティブな前提でその言葉を受け止めます。




後者の人は、

「私には見合わない仕事なんだろうなあ」とか、

「期待に応えられなかったらどうしよう、、」とか、そういうネガティヴなことを想像したり前提にして、言葉を受け止めているのです。




ネガティヴな念は、ネガティヴな感情を産みます。

ポジティブな念は、ポジティブな感情を産みます。




ネガティヴな念は、ネガティヴな思考を産みます。

ポジティブな念は、ポジティブな思考を産みます。




「何で私はこんなにネガティヴ思考なんだろう、、」と言っている人に限って、普段言葉をインプットしたりアウトプットしたりするときに、その裏に自分がどんな念を持っているのかに鈍感であり、無頓着です。




「私には見合わない仕事なんだろうなあ」と思っている事に気づかずに無意識に求人を選別し、その横でポジティブな念を持っている人がハイクラス求人をゲットしていく。




そんなことが日常的に起きているのです。




だからまずは自分の念に気づくこと、必要なら他人に「その考えかたは間違っているよ」と指摘してもらう必要があります。




そうしないと自分の念に思考も感情も引っ張られて、毎日が辛く苦しくなってしまいます。









自分の念に気づく方法


 

自分の念に気づく方法は次の2つです。


1. スマホを見たり人の話を聞いてネガティヴな感情がわいてきたら、なぜそう感じるのだろう?と考えてみる。


2. 自分がネガティヴな発信や思考をしたときに、なぜそう思うのだろう?と考えてみる。



簡単にいうと、

・インプットをしてネガティヴになった時にその理由を考えてみる
・ネガティヴなアウトプットが出てくるときに、その理由を考えてみる

という感じです。





先日奥さんと会話をしていたときのこと。



「あなたって自己評価がほんとに低いわね」と奥さんが一言。



自分が自己評価が低いと普段考えることがなかったので、自分なりにその理由を考えてみました。


すると、こんな念があることに気づきました。


「出来るやつじゃないとバカにされる、見下される」
→つまり、誰からもバカにされない、誰からも見下されない結果でなければ満足できない→自分の行動に対して自己評価が低くなる

→バカにされて落ち込むのが嫌だから、最初から下手にでておこう、自分はこんな程度だという体を装っておこう→自己評価を自分で最初から下げておく





念の理解で大切なことは、
それが事実であるかどうかではなく、

・その事に注意が向きすぎている
・それが全てだと思ってしまっている

という、過剰意識、過集中、過敏な状態が、自分の思考や感情をネガティヴにしているということに気づくことだと思います。



ぼくの例でいえば、
そりゃぼくのことを見下したりバカにする人も中にはいるかもしれない。

全員から嫌われない、見下されない、なんてことは不可能だから。



でもそれは決してすべてではないし、
割合からいったらほんとに少数で、気にしても仕方がないし、気にする必要もないのです。



自己評価が低いひとは、それを埋めようと過剰な頑張りや無駄な努力や気遣いをして自分を苦しめたり、自信が持てない事に悩んだりします。
 


でも自分の念に気づけば、

「そもそも気にする必要ないんじゃない?」

と、そう思えるのです。




あなたの思考や感情、その結果として苦しい現実があるのだとしたら、一度その元になる念について考えてみましょう。


いまやっている頑張りは、不要なのでは?
と、気付けるかもしれません。





 
 
 

 
 
 
 
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