講座のお知らせ

 

12/4(日)ZOOM / 今年最後の講座をやります。↓

 

 

 

 

 

 

 

 

人は誰でも、自分と話している

 

言葉と感情、言葉と思考の魔法の様な関係。

 

 

 

これが理解できると、

スルスルっといろんなことが解決していきます。

 

 

 

例えば飲み会に参加して、

「今日は楽しくなかったな」と思ったとします。

 

 

 

・「他の人は楽しそうに私以外の人としゃべっていて、

私だけが楽しそうじゃなかった。」

・「私と気が合う様な人はいなかったな。誰とだったら気が合うのかな。」

 

そんなふうに思うのはきっと、

あなたは飲み会に参加していたのではなく、

飲み会に参加している3時間の間ずっと、

 

楽しくない自分と、楽しくない会話をしていたから

 

なんだと思います。

 

 

 

人は誰でも、本当は自分と喋っていて、

人と喋っている時でも、人の言葉を聞いて自分がそれを翻訳し、

その翻訳家と自分が会話をしている。

 

そういうふうに理解をすることが大事だと思います。

 

 

 

だから飲み会で楽しいという感情になりやすい人は、

飲み会の時に自分の翻訳家が楽しい会話を自分に投げかけてくるから、

だから飲み会が楽しいんだと思うのです。

 

 

 

対して面白くもない素人の集まりが楽しいのは、

きっと参加している人の面白さが大事ではないことを証明しています。

逆に言えば、「面白い人がいないと飲み会が面白くない」と言っている人は、

自分の頭の中にいる会話相手がつまらないのです。

 

 

 

日常生活の中でも、

人はいつでも自分とぶつぶつ会話している。

 

 

 

その会話が楽しければ、毎日は楽しくなり、

その会話が苦しければ、毎日は苦しくなる。

 

 

 

自分が自分の頭の中で自分とする会話が、

自分の人生を作っている。と、いってもいい。

 

 

 

それに気づけるかどうか、です。

 

 

 

 

 

子どもを邪魔だと思うとき

 

よく、「子どもにイライラしてしまいます」という相談を受けます。

 

 

 

その度に、その人が性格が悪いわけではなく、実はすごく真面目で、優しくて、いい人だといつも思うのですが、そういういい人ほど、「子どもにイライラしてしまう」という悩みを抱えていることが多いです。

 

 

 

実はぼくも「子どもにイライラしてしまう」ということに罪悪感を感じ、悩んでいました。(ぼくは決していい人ではありませんが。)

 

 

 

その理由を掘り下げてみると、

「子どもが邪魔をしてくる」って言葉が出てきたんですね。

 

 

 

それで、わかったのですが。

 

 

 

ぼくが子どもにイライラする理由は、

「自分が自分と会話している間に割り込んでくる」と感じるからだったり、

実際何か考え事をしているときに話しかけられてイラッとすることが多いのです。

 

 

 

「男子、沈黙を愛す。」

「おれ、HSP。」

 

 

 

そういう一面も、たしかにあるはあるのですが、

それ以上に、自分との会話を中断されることにイラ立ちを感じることに気づきました。

 
 
 
 
 
 
じゃあ、その「自分との会話」の中身ってなんだろう?
 
 
 
・「おいおい子どもと遊んでないで仕事しなくて大丈夫か?」とか
・「あの人お前のことどうせ見下してるぜ」とか
・「お前のブログみてあの人が怒ってるぜ」とか
・「将来大丈夫か?お金足りるのか?」とか
 
 
 
きっと、そんな会話だった。
 
 
 
で、わかった。
本当に邪魔なのは、子どもではなく、その意味のない自分との会話、だったのだと。
 
 
 
気づけてよかったな。と、そう思います。
 
 
 
 
 
 

子どもと、会話をしてみたらいい

 
「考え方を変えよう」
「前向きに考えよう」
 
と、口で言うのは簡単ですが、
その考え方というのは長年連れ添ってきた相棒、自分の話し相手のアイデンティティであり、その相棒を変えるというのは一朝一夕にできることではないかもしれません。
ぼくも、考え方を変えるのには年単位で時間がかかると感じています。
 
 
 
でもそのとっかかりとして、トライしてみる価値があることがいくつもあります。
そこを手始めに、自分の考え方、つまり相棒は変わり始めるからです。
 
 
 
その一つが、
 
自分の相棒との会話を、中断できるようになる。
 
ということです。
 
 
 
良い言葉、楽しい言葉が入ってこない人というのは、
年がら年中自分の相棒に付きっきりで、それ以外の人と会話をしようとしません。
 
 
 
だから本を読んでいる時、
打ち合わせをしている時、
飲み会に参加している時、
彼とドライブをしている時、
旦那と会話している時、
子どもが話しかけてきた時、
 
 
せっかくの楽しい言葉、いい言葉に出会っていたとしても、
全部それを無視して、自分の相棒としゃべっているのです。
だから、自分の相棒が苦しい言葉、楽しくない言葉を投げかけてくる限り、
ずっと、楽しくないのです。
 
 
 
 
 
だからまずは、
自分の相棒との会話を、中断できるようになる。
練習をするのです。
 
 
 
その練習方法にうってつけなのが、子どもとの会話です。
子どもの話は一見、稚拙で中身がなさそうで、ともすると自分のしょうもない相棒の方が面白く感じてしまいがちだから。
 
 
 
自分の相棒との会話を、中断して聞く様にしてみる。
そして、自分の相棒とではなく、子どもと会話してみる。
 
そうすると、
実は子どもは子どもながらにいろんなことを吸収し、感じ、考えていることに気付かされます。
 
 
 
それは凝り固まった固定概念や過去の成功体験を語り続ける自分のつまらない相棒、なんかの話より、よっぽど面白いのです。
 
 
 
そしてそれは、世界には、面白い言葉がまだ溢れている。
と、気づかせてくれるんですよね。
 
 
 
会話にはそういった、自分を自分の狭い世界から解放して、広い世界へと繋げる力があります。
でもその扉を開くかどうかは、自分が自分の相棒を話すのをやめて、相手の話に耳を傾けてみる。そういう意思が必要になります。
 
 
 
 
 
子どもは邪魔なのか?
その邪魔している中身はあなたにとって本当に大切なものか?
 
 
 
一度ゆっくり考えてみてください。
そして、自分と会話するのをやめて、子どもと会話をしてみてください。
子どもだけでなく、関わっているいろんな人の話に耳を傾けてみてください。会話をしてみてください。
 
 
 
きっと、何かが変わります。
 
 
 
 
 
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